seri1.jpg unmei6.jpg 芹沢光治良文学愛好会

2026年06月24日

芹沢文学読書会 6月便り U

芹沢文学大分友の会

ふじ

会報 No.179  令和8(2026)624 () 編集文責小串信正

179芹沢文学読書会の報告 大分県立図書館・研修室No.5

517()に第179回の芹沢文学読書会が、大分県立図書館の研修室 No.1 で行われました。常連の参加者で、新潮文庫の長編小説『結婚』をテキストにして、あらかじめ読める人は、「第六章」「終章」を読んで来ることにしました。「第六章」では、津田と年子の幸せな新婚生活で一緒に音楽会に出掛け、ベートオヴェンの第五に「人間の運命」を感じ、小説を書こうと自覚。

『空の花束』は持岡先生から褒められます。新子と父は信州に去り、年子は母を姉の家に連れ

て行った。「終章」では、年子は妊娠し、津田が治療した少女の洋館を借りられることになります。父の手紙が届き、「今や未来に希望少く、身辺寂寥たる感が深い」と書かれていました。母は父を許し、年子は子供を産み、津田との幸福な未来が約束されて、小説は終わります。この『結婚』は戦前の両親の不幸な結婚と戦後の津田夫婦の幸福な結婚が対比されています。

次回は、巻末の「解説」を読み語ります。『芹沢光治良ノート (6)』も読み語りましょう。

令和7 (2025)年度の年会費が未納の方に納入をお願いします。

*振替の年会費納入の確認が出来なくなっているので、同封の年会費入金報告用紙に、

入金月日・金額・氏名を書いて、同封の封筒(切手は貼っています)に入れて、御面倒ですが

返送して下さい。

寄付も受入れますが、無理をされないように。芹沢文学研究会の会員の方で、芹沢文学大分友の会にも入会いただいている方々にも会員の継続をお願いいたします。

【芹沢文学案内 No.124芹沢光治良生誕130周年記念企画展魂の交換光治良×文化人
1図録沼津市芹沢光治良記念館〜運命の出会い〜

芹沢光治良の生誕130周年を記念した企画展が沼津市芹沢光治良記念館で開催されています。その題は「魂の交換光治良×文化人 ~運命の出逢い〜」と命名されています。1回は613()から1129()まで2回は1212()から 2027530 (までで開催されます。開館時間は 9:00~16:30 で、休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始(129~13)観覧料は高校生以上100小人 50円。

記念企画展の第1回の図録を沼津市芹沢光治良記念館からお送りいただきましたので、御紹介します。 A3 の冊子です。目次としては、企画展「魂の交換光治良×文化人 ~運命の出逢い〜」の開催について、一魂の交換光治良×文化人 ~運命の出逢い~ (概括)、二幼少期に出会った人、大山捨松、三留学中に交流した人三木清アンリ・ベルクソン佐伯祐三宮坂勝ぽーる・ヴァレリー

作家時代に交流した人 (戦前小山敬三島崎藤村林芙美子です。令和8 (2026)613日発行。「当館ではこれを記念して、様々なイベントを実施することといたしました。」「光治良の織りなす幅広い人間模様を浮き彫りにする」「光治良の人となりや作品に親しむ契機になれば幸いです。」

「多岐にわたる交際から18人を選び、1回・第2回の2回に分けて紹介」と書かれています。沼津市芹沢光治良記念館に行ける方は、是非とも訪ねて、展示を見学することをお勧めします。芹沢光治良先生の生年は、戸籍の明治29年に現在はなっていますが、本当の生年は明治30だと私小串は思っていますから、生誕130年は来年の令和9 (2027) 年が正しいと思います。2の展示が、来年の530日まで継続されるので、良いと思っていますが・・・

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芹沢文学読書会 6月便り T

短い初夏が過ぎ、暑い夏となりました。梅雨となり、台風の7 8号が続けて日本にやって来ています。西日本の各地に大雨が降っています。元気にお過ごしのことと思います。

案内通信

No. 180  2026624 () (令和8年)

台風が二つも来たり

大雨ぞ・・・

松林庵主人

(令8)

アメリカのイラン攻撃が4ヶ月続き、ホルムズ海峡の封鎖で、世界的な石油ショックとなりました。ガソリンが急騰して、石油製品も値上げされています。 60日間の交渉は中々進みません。トランプは秋の中間選挙を心配し、ネタニヤフはレバノン攻撃を止めません。プーチンのウクライナ侵略は、ロシアに50万人もの戦死者が出て苦悩しているとか。侵略や戦争が、独裁者によって続けられています。全て止めてくれ!!

梅雨が過ぎて、暑い夏になりますが、お元気に読書会にお出掛け下さい。


180回・芹沢文学読書会

日時; 7  12  (午前10~12[ *平常は2日曜日午前です]

A会場:大分県立図書館研修室 No.5 [平常は研修室No.5 です]

B内容[I]芹沢文学に関する話題や情報

[U]芹沢文学読書会 10:10~12:00 am

10:00~10:10 am 自由に話す。

テキスト新潮文庫『結婚』芹沢光治良作 (1995710日新潮社発行)

200~208「解説(瀬沼茂樹)

長編小説『結婚』の巻末の「解説」を輪読して語ります。質問にも答えます。

昭和2210月から2310月に雑誌<婦人倶楽部>に連載され、

昭和231230大日本雄弁会講談社から『結婚』として発行された。

テキストA小冊子『芹沢光治良ノート (6)(芹沢光治良記念文化財団発行)

*先にお渡しした小冊子を一緒に読み語ります。持参して下さい。

沼津市芹沢光治良記念館の記念企画展のチラシと財団の小冊子『芹沢光治良ノート (6) を同封します。

=次回は、 913(2日曜日午前の予定です。 =


同封資料;随筆「結婚をいそいではならない」芹沢光治良昭和5141日発行の雑誌

<暮しの手帖 >41(暮しの手帖社発行) 120~123頁に掲載された随筆(人生論)です。年6回発行のユニークな雑誌[表紙の絵や挿画は花森安治]ですが、求められて寄稿したものと思われます。恋愛と結婚、そして子供のことや離婚のことまで書いて、若い人の導きとなったものです。御一読下さい。縮小コピー(×0.90) して同封資料とします。一読下さい。[同封資料提供者中村輝子]



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2026年05月18日

2026年4月8日 芹沢文学研究会・会報 第137号


四季報 春号

第百三十七号(1137]

芹沢文学研究会・会報

令和8 (2026)48()刊行


=初夏の歌―

爽やかに吹き

庭の木々

若葉と

なるぞ 嬉し


松林庵主人


◎芹沢光治良記念文化財団

マグノリアの会 芹沢家(光治良・文子・玲子)の思い出を語る会

参加者の皆さん、思い出を語り合いましょう!

■日時 今和837() 14:00~16:00 会場 サロン・マグノリア

■募集名(予約制) 参加費 1000(茶菓子)

プログラム 「芹沢家」 思い出の写真紹介 2 「芹沢光治良」映像で紹介・中野文学散歩 いつか見た街の作家・芹沢光治良 B 「参加者の思い出話」

芹沢光治良生誕130年記念講演会『わが青春の芹沢光治

今和8531() 14:00~16:00 会場 サロン・マグノリア

【申込/問合せ】参加希望の方は528日までに財団

事務局 池田三省 携帯電話 080-5088-1660

この案内は、既に終わっていますが、御紹介まで。

愛と死の文学』 大野一道氏

参加費 1000(茶菓子)

名予約制


☆ 沼津市芹沢光治良記念館

図録 企画展『光治良と神展最晩年の作品から』 全頁

令和八年三月三十一日発行 沼津市教育委員会事務局文化振興課 鈴木監修

目次 本書の刊行について 光治良を育んだ自然『神の微笑』作品展のの内容

『神の微笑』作品を読む時のポイント 『神の慈愛』 作品の内容

『神の慈愛』作品を読む時のポイント 『神の計画』作品の内容 「神の計画』

作品を読む時のポイント 図解<神シリーズ> 『人間の幸福』作品の内容

『人間の幸福』作品を読む時のポイント 『人間の意志』作品の内容

『人間の意志』 作品の内容 『人間の意志』作品を読む時のポイント 『大自然の夢』作品の内容『大自の意志』作品を読む時のポイント 『人間の生命』作品の内容『人間の生命』作品を読む時のポイント

『天の調べ』作品の内容『天の調べ』作品を読む時のポイント

「遺稿」 逝去の沼津朝日の記事 連作のロシア語訳関係 「芹沢:聞こえた人」墓所(墓碑銘 納骨記事) 最期の写真。



芹沢光治良文学好会の会通信  No553,554

芹沢光治良文学愛好会の会、東中野区民活動センターの洋室4(2)

322()13:00~17:00

司会 豊田英文

テキスト 短編小説「鎮魂歌」(芹沢光治良文学館9 短編集』 平成9210日発行。

送付資料は、沼津市芹沢光治良館・企画展「富士山から芹沢光治良の作品ひもとく」(

直筆原稿など1点展示) 210日 東京新聞。 A例会資料「旧石丸邸と一高から留学までに芹沢光治良が見えた世界」 豊田英文 『人間の運命』第3章 愛 第4巻 出発 旧石丸邸

大正1188~148

『春箋』に石丸邸の描写がある。 B岡林はな句集『苔の鎮』

昭和8713日発行 月例読書キスト「『苔の鎮』に寄せて」 芹沢光治良、岡林はな経歴 拔分 岡林よしゑ。 鈴木春雄編集・作成。

経歴

425()13:00~17:00に読書会

司会 豊田英文

テキスト 『人間の運命』 「父と子」(第一章~第四章) 新潮文庫

送付資料は、【沼津市芹沢光治記念館】企画展「光治良と神展~最晩年の作品から~」総

集版 図録の刊行と頒布のお知らせ モントリオール大学 アダム・ライオンズさんから

B芹沢光治良生誕130年を踏まえた読書会テキストについて Cサロンマグノリアの会場

使用について この2回の例会、既に行われたものです。愛好会の活動の紹介です。

芹沢文学愛読者の会 短信 第240 202645日発行

@旧石丸駅訪問「旧石丸邸での芹沢藩良文学愛好会() 読書会に参加して」 平石政行

【要約】 去る二月二十六日()、久に上京して芹沢光治良文学愛好会の読書会に参加した。森次郎と田部氏ゆかりの「旧石丸邸」が会場。洋館は今なお結婚式場として活用されている。若

き日の次郎と同じ場所で同じ空気を吸っている。読者冥利に尽きるひと時。 テキストは『野の花』岡島はるさんのエッセイ。新潮社の北村暁子さんも参加。 「芹沢先生は、日本の物故作稀有な作家の中で今なお全集が売れ続けているお一人です」と紹介。二十三人の参加者。

A芹沢光治良自伝抄「捨て犬か雑草のように」第8回「“家庭教師で一高パス”」も紹介。


〇沼津芹沢光治良文学愛好会

 5月4日(月・祝日)13:3015:00

 芹沢光治良先生の生誕130年芹沢光治良を偲ぶ会 沼津市芹沢光治良記念館 2

 等御実は、記念館の入場無料、参加費不要。

 第一部 講演「光治良作品に登場する音楽家、楽曲」

 第二部 電子ピアノ演奏 光治良がヨーロッパで出会った音楽

     代表 不破 久温 副代表 芹沢 光治


芹沢文学研究会

◎同封資料

@批評「転移」で救われた青少年期 芹沢光治良と闘った文豪』 山本祥一朗著 平成20(2008)425日 有楽出版社発行

A随筆「生きた石ころや盆栽のたのしみ」芹沢光治良「人生読本 コレクション」昭

59(1981)612日 河出書房新社発行 〔資料提供中村 輝子〕

B評論 連載「芹沢文学講話」 ㊺芹沢光治良と三木清=パリで交流した哲学者・評論三木清 芹沢文学研究会代表 小串信正



芹沢文学論@

芹沢光治良の随筆

 =随筆と随想集の出版について=

小串 信正

芹沢光治良は、文学者として小説だけでなく随筆・評論して紀行文も多く創作しました。 随筆はエッセイですが、芹沢光治良は随想とも言っています。 中学の時に書いたものは作文と言えますが、学友会報に二年生の時に「夜の帰り道」、三年生で「記念館、心のひゞき」、五年生に「卒業間際に」を書いています。文才があったことが知られます。一高の二年生で文芸部委員となり、「失戀者の手紙」を寄稿しました。これは随筆的な作品ですが、自己の体験でなく先輩のことを書いたことでは小説とも言えます。巴里に留学し、結核となり、フランスやスイスの高原療養所で闘病した時に空想して宙に書いたものも随筆的なものと言えます。

『芹澤光治良作品集』(昭和四十九年十月十五日新潮社発行)の第九巻は随筆集ですが、その月報思い出すこと 九」に、芹沢光治良は随筆集について書いています。「私は今日までたくさん随筆を書きました。戦前に三冊の随筆集を出しました。」と書いていますが、

@『収穫』昭和161211日 東峰書房発行)

A『文學と人生』(昭和71230日 全国書房発行)

B『文藝手帖』昭和1843日 同文社発行) の三冊です。

「私にとって、随筆は日記の代りのこともあり、外部の事が私の心に投影したものを、デッサンのように書きとめたものもあり、私のなかのもう一人の私との対談であったりして、私は随筆を好んで描きます。」と書かれています。戦後には、次の随筆集が出版されています。

H『幸福への招待』(昭和28630日 要書房発行)

E『こころの窓』(昭和4110日 新潮社発行)

E『人生について・結婚について』(昭和4525日 新潮社発行)

F『こころの旅』(昭和44520日 新潮社発行)

G『生きること書くこと ―わが人生観―』(昭和5198日 大和出版発行)

H『こころの広場』(昭和52415日 新潮社発行)

I『こころの波』(昭和501015日 新潮社発行)

『芹沢光治良文学館』の11巻と12巻にはエッセイが収録されています。これには、紀行文や評論・自伝も収録されています。 10巻の随筆集から精選して、何巻かの文庫版で出版することを提案します。 新潮文庫か岩波文庫で出版して欲しいと念願しています。

[令和84]

デッ


◎芹沢文学 豆知識

長編小説『新しいパリ』昭和28210日 小説朝日社発行

戦後の昭和265月から、スイスのローザンヌで開催された世界ペン大会に日本代表として参加するために、渡欧しましたが、パリに滞在した時のことを杉新太郎として小説化したのが、長編小説『新しいパリ』です。留学していた時に下宿していた家を訪ねたり、学友の家族に再会します。ジャックのリリー婦人にも再開します。人にも再会します。 結核療養をしたエーン県のオートビルにボナフェ博士を訪ねたりもします。旧友フーベルの仲介でA出版社から作品を仏訳すことも進みます。日本料理店のアイダ夫人との交流も書かれています。アナーキストのシイナさんにも再会します。パリへの紀行文とも言える長編小説です。『芹沢光治良文学館 2(平成711日 新潮社発行)にも再録されていますので、御一読下さい。

☆ 新年度になりました、未納の方は年会費の納入をお願いします。

郵送費が値上げされていますので、今年度から年会費を2000円に値上げします。御

了承下さい。同封の郵便振替にて年会費の納入をお願いいたします。 自主的な寄付も

受入れますが、無理をされませんように。 どうか、よろしくお願いします。

郵便振替の振替口座の方式が変わったので、御面倒ですが、納入されましたら

「振替口座 年会費入金報告」に入金の月日・金額・氏名を記入して、同封の封筒(

手がはっていますので)にて必ず御返送下さい。よろしくお願いいたします。

▽新入会員の紹介 その後の入会者は有りません。新入会員をお誘い下さい。

☆ 編集後記

編集責任 小串信正・・・・・

芹沢文学研究会の会報第137巻号と同封資料をお届けいたします。 春の雨が降りつつ、初夏の季節となりました。木々の若葉が生き生きしていますが、お元気にお過ごしのことと思います。アメリカとイスラエルのイラン攻撃が始めら停戦の交渉が進まず、トランプ大統領の暗殺未遂があったりで、今後どうなるのか心配です。全世界的に石油不足でガソリン代や石油製品が高騰して多くの人々が苦しんでいます。日本では、石油備蓄があり、ガソリン代補助で今のところは何とかなっています。ロシアのプーチンや中国の習近平の独裁政治が行われていますが、アメリカのトランプまでが軍国主義の王様になっています。21世紀地球の人類は、こんなことをやっていたら、絶滅危惧種になっていくのではな

いかと暗澹たる心境です・・

会員の皆さんの健康無事を祈念いたします。

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posted by セリブン at 09:19| Comment(0) | 芹沢文学研究会