seri1.jpg unmei6.jpg 芹沢光治良文学愛好会

2019年03月19日

四季報  冬号 芹沢文学研究会・会報            第百八号 (bP08)


芹沢文学研究会


会報


               2019(平成31)1月30()刊行

暖冬(だんとう)で (うめ)(はな) 咲き ()(はな)も   スペードダイヤ

=冬の歌=      ()()めたり ()故里(ふるさと)……  松林庵(しょうりんあん)主人(しゅじん)


第8回 光治良忌 沼津芹沢文学愛好会主催 10() 沼津市営墓地 

芹沢光治良先生が逝去されて26(27回忌)になります。今年の「光治良忌」は

10()に行われるようですが、会員で参加出来る人は御参加下さい。芹沢先生

の命日は23日です。この日には、会員各位で偲んで下さい。

芹沢文学は、昨年には『愛と死と悲しみと』が中国語訳され、中国で出版されました。画期的なことで、その出版を喜びたいと思います。ただ、その題が『人間的命运』(日本語的には『人間の運命』)となったことを残念に思います。『愛と死と悲しみと』を直訳した題にすべきでした。『人間の運命』は、大河小説の題であるからです。『愛と死と悲しみと』は、その別巻と言えますが、大河小説ではないのです。

韓国では『人間の運命』が翻訳され、二巻が刊行されましたが、中断されています。この韓国語訳の出版が復活して刊行していくことを期待しています。過去には、台湾で『巴里に死す』が出版され、インドでは『結婚』が英訳出版されています。アジア各国に芹沢文学作品が翻訳出版されることを念願しています。  太陽にこにこ

 沼津市芹沢光治良記念館で企画展「光治良と中国展」が1115日〜2019年

5月31日に開催されています。記念館から『図録 光治良と中国展』をお送りいた

だきました。目次は、企画展「光治良と中国展」開催について、光治良と中国()

光治良と中国()、『愛と死と悲しみと』、光治良が中国

に対して思うことですが昭和13年の『中国取材日記』

も掲載。『愛と死の書』『眠られぬ夜』。ルクリュ家系図。

作家巴金の書簡・随筆。作家老舎来訪のこと。リリー

夫人の書簡、ジャック・ルクリュ訃報の記事等も収録。


日中友好協会中野支部の会員が芹沢光治良記念館を見学 1月8日
 沼津朝日の11日の記事によると、東京都中野区の日中友好協会中野支部の会員32人が、芹沢光治良作『愛と知とかなしみと』の中国語版が昨年出版されたので、バスの日帰り旅で沼津市我入道の芹沢光治良記念館を見学したようです。館員の説明の後、企画展の「光治良と中国展」を見学しました。このツアーを企画した副支部長来住和行(らいじゅう・かずゆき)さんは、「芹沢光治良の存在は中野区の住民にあまり知られていない。これを機会に多くの人に知ってもらえたら」と話されたとのこと。東中野も中野区ですから、もっと中野区民に作家芹沢光治良や芹沢文学作品が知られることを願っています。 

芹沢光治良文学愛好会が第500回になります  メモする

 芹沢光治良文学愛好会は、昭和52(1977)年7月に私小串が代表で「芹沢文学館・東京友の会(芹沢文学研究会)」として始められました。芹沢光治良先生に講演いただき発会したのです。月例会と春か秋に会員の研究発表や講師を招いての講演会を開催するもので、手書きのコピー雑誌を発刊しました。発足の勢いで、翌年の一九七八年十一月三日には会誌『芹沢文学・資料(一九七八年版)』を芹沢文学研究会編著で出版しました。月例会は毎月欠かさずに継続して、「芹沢文学研究会」から「芹沢文学愛好会」へ発展し、鈴木春雄さんに引継ぎました。「芹沢光治良文学愛好会」として継続され、豊田英文さんが世話を続け、42年目のこの3月の月例会で第500回を迎えます。一人の作家の愛好会としては、日本だけでなく、世界的にも稀有なことで、ギネスブックに登録されてもよい記録と言えます。良く続けられたものと感慨深いものがあります。

41回 芹沢文学愛読者新年会 1月20()  芹沢文学愛読者の会

 東海地域の芹沢文学愛読者新年会が20()に「ウインクあいち」を会場にして開催されました。今回で第41回の新年会ですが、楽しい語らいの時が持たれたものと思います。芹沢先生80歳の時に出版された『狭き門より』について自宅でお話されている貴重なビデオも紹介されたようです。二次会もあり、夕食を共にしたようです。昨年の1216日に読書会もあったとか。

芹沢文学・大分友の会の芹沢文学読書会でも、13()に大分県立図書館の食堂にて昼食の新年会を行いました。楽しい語らいの時を持ちました。



◎ 同封資料@少年小説『虹の國』 芹沢光治良 雑誌<少年 新年號>昭和22(1947)年1月1日 光文社発行。6672頁。定価6圓。 拡大×1.22 [資料提供 中村輝子]


A文学評論 連載「芹沢文学講話」O 「芹沢光治良と野上弥生子 =良識派の代表作家=小串 信正



連載 メールする会員便り bU6



朝散歩と貝類拾い・ゴミ拾い  大分県国東市小串(おぐし) 信正(のぶまさ)


 私は朝5時からの「マイあさラジオ」(NHKラジオ第一)を寝床の中で聴きます。6時30分からは床の横で「ラジオ体操」(第一・首・第二)を元氣よくします。


 その後で海浜への「朝散歩」に出掛けます。現在は冬の寒さに対応して、マフラー・フード付きのオーバー・手袋と十分に防寒対策をして出かけます。ハンディカメラをベルトで腰に下げ、草木や自然・風物で気が付いたものを撮ります。コウノトリの飛来やスナメリの死体も写しました。デジタルなので生活記録的に撮影。


 まず、氏神の恵美須神社に参拝し、小串伴右衛門石碑に参り、海浜へ歩きます。


途中にトマト水耕栽培の奥松農園がありますが、この新々田は江戸時代後期に浜田屋小串伴右衛門三代が塩田を造成したのです。瀬戸内海の海浜に出て、朝日を拝し、ウオーミングアップ体操をします。階段に腰をおろして俳句や短歌を作ります。犬を連れた人が時々見られますが、殆どは我一人です。近くに姫島、遠くに中国地方の島々や山並みも望めます。白砂や砂鉄のきれいな浜が南北に続いています。貝類やウニ・カニが打ち上げられています。夏には海水浴場となります。愛知の安井御夫妻を「国東半島で芹沢文学を語る集い」の時に、この海浜に案内しましたが、「芹沢先生の駿河湾我入道の海岸に似ていると」と言ってくれました。

 最初は散歩しながら貝殻を拾いました。宝貝・紅貝・桜貝…。ウニ類のスカシカシパン・ブンブクチャガマ…、カブトガニも拾いました。今では大きな段ボール箱に四杯にもなっています。これらの名前や生態を調べるのも楽しいものです。
 ガラス片が眼に付くようになり、拾うようになりました。ペットボトルや様々なプラスチックのゴミが余りに多いので買物ビニール袋を持って行き、拾って帰り、可燃物の袋に入れて出しています。拾っても拾っても打ち上ってきますが、ずっと続けていて、この頃はずいぶん奇麗になって来ました。故里の海や浜が美しくあって欲しいという愛郷心から継続しています……。
 帰途は、山沿いの道を歩きますが、我家の墓地に寄り、両親や先祖の墓に参ります。冬の寒い日、夏の暑い日に散歩するのは大変ですが、続けたいと思います。

芹沢文学研究会 2018(平成30)年度会計報告  反省と展望

 *会員各位 「会計報告」と「反省と展望」などを御了承下さい。

  ・収入の部 前年繰越 102,068   ・支出の部 切手代  18,100

        会費収入  41,400         文具代   5,960


        寄付収入  10,800         コピー代 26,050


             154,268               50,110 


         会計決算 154,26850,110104,158(振替98,990+現金5,168)


                             会計責任小串 信正  会計監査田村 正義

 反省と展望

・芹沢文学研究会は27年間継続しました。四季報の会報と同封資料を年4回刊行し、「芹沢文学講話」も連載しています。沖縄の伊仲誠保さんが死去し、会員が段々と少なくなってはいます。熱心な会員に支えられて継続しています。年会費と寄付によって運営しています。これまでの篤志による寄付が約10万円あります。これで記念館や図書館・出版社、愛好会や諸会、顧問の先生方などへ、会報を15部お贈り出来ています。また、会誌『芹沢文学・資料』(第二号)発行の為に繰越しています。


・会員の鈴木吉継氏が、評論集『芹沢光治良 救済の文学』(おうふう発行)を出版しました。芹沢文学研究会として、皆さんと共に喜びたいと思います。会員各位の個人的な研究や評論を期待しています。論文を書きましたら、コピーをお送り下さい。


・芹沢文学研究会としては細々とですが、今後も継続して行きたいと思います。会員各位の御理解と御協力をお願いします。御意見をお寄せ下さい。


新年度の年会費納入をお願いいたします *同封の払込取扱票にて納入して下さい。


  今年度も年会費を1800円に据置きます。郵便振替にて納入をお願いいたします。寄付も受入れますが、無理をされませんようにお願いいたします。尚、どうしても退会されます方は、御面倒でも、ハガキにて御一報いただきたいと存じます。


新入会員の紹介 平成30年8月以後の入会は無し。 *新入会員を募集中。 ♤ クラブダイヤ


…………編集後記 ………………………………編集責任 小串信正………  


会報108()号と同封資料をお届けいたします。暖冬と言われますが、日本海側や東北・北海道では豪雪で、大変なことと思います。 昨年は大分県日出町の尾畠春夫さんがスーパーボランティアとして話題となりました。現在も東京から日出町まで歩いて帰っています。今年1月、全豪オープン女子テニスで、大坂なおみさんが優勝し、世界ランク1位になりました。日本女性の活躍に拍手喝采をしたいと思います。













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posted by セリブン at 08:38| Comment(0) | 芹沢文学研究会

第41回芹沢文学愛読者新年会

41回芹沢文学愛読者新年会(報告)

   平成31年1月20日実施


    出席者32


平成最後の年となります新年の集い、天候にも恵

まれ明るい部屋で、和やかな雰囲気に包まれての

楽しい一日でした。会はいつものように3分間スピーチを中心に、途中コーヒータイム取りながら進み

ました。



昼食後、二つの企画が紹介されました。

 (一)昨年他界された熱心な芹沢文学の読者斎藤

   博子様が、亡くなられる直前まで精魂を傾

   けて作曲された『大自然のうた』紹介。

    詩は、芹沢光治良先生の「文学はもの言

   わぬ神の意思に言葉を与えることだ」

    (歌:猪股典子様、 ピアノ:猪股恵様)

 (二)芹沢光治良先生が80歳のとき出版された

    『狭き門より』について、ご自宅で話され

    たときのビデオ紹介。


新年会終了後、ご都合のよい方は、軽い夕食と飲

み物を頂きながら、二次会を楽しみました。


    

新年会の感想


 真木裕衣子

     (愛知県一宮市)

 芹沢文学と出会ってまだ

二年。そんな私が芹沢文学愛

読者の会に参加させていただき、新年会という大きな集まりにも出席できて、新年という大きな楽しみができました。

 芹沢文学を軸に時間と空間を交えて広がる人の輪。その中に私も入れていただい

たことに心から感謝申し上げます。

 今年の新年会は先ず、猪股様お二人の親子の姿に感動しました。親子二人でともに

一つの芸術を創り出す。お互いを尊重する気持ちが無け

れば、あの素晴らしい音楽が生まれないでしょう。素晴らしい音楽とともに、親子関係

で失われがちな大切な気持ちを感じました。ありがとうございました。

 名司会平石様に導かれ行われた3分間スピーチでは、この会で皆さまが歩んで来られた

「道」を見せていただいたと感じました。


茶道、柔道のような「道」。「芹沢文学道」というのでしょうか。芹沢文学を中心に、

その作品をともに読み深め、思いの丈を語り合ったり、旅に出たり、文通をしたりと

大小様々な活動でつながり合って行く営みが創り上げた「道」を思い浮かべました。

 その道の端には可憐な花が咲き、その花は猪股様がアンコールで歌ってくださっ

たあのすみれのような愛らしい花です。時には踏まれてしまうこともありましょう

が、それもまた一つの物語です。

 そんな道を歩んで来られた先輩方。日々の生活は様々ですが、心に芹沢文学とその

仲間の存在があり、豊かな人生を作り上げられていることを皆様のスピーチで教え

ていただきました。

 ありがとうございました。私はまだその道を歩き始め

たばかじですが、これからもよろしくお願いいたします。


新年会出席の喜び

         稲垣芳子

       (三重県津市)

 「平成」最後の新年会、三十二人の笑顔にお会いでき、ま

た一年心豊かに過ごせそうです。

 今回も、安井様がビデオを見せてくださいました。芹沢

先生八十歳のとき、NHKテレビ「スタジオ102土曜イ

ンタビュー」ご出演、お話しの書名は『狭き門より』につ

てで、主人公の名前が美子なので字は違えども、親しみ

を感じた一冊でしたから心に残っており嬉しかったで

す。

 開会挨拶の安井様、三分間スピーチで洞谷様、丹羽様、

河野様が、山本正夫様のお話をなさいました。

著書もたくさん残され、会員にご恵贈ドさいました。

 平成二年九月『失ったもの得たもの』出版祝賀会が、鳥

羽の平石家で開かれ、ご夫妻にお会いいたしました。その

2年後、山本様のご希望で松坂市の本居記念館にお越し

いただきました。後日のおはがきに「少年のころから抱き

続けてきた松阪で、本居宣長先生の遺徳を訪ねることが

でき、こんな有り難い旅はございません。私にとって賀茂

真淵先生とも言うべき、芹沢

先生との往復書簡集の準備中だけに、一層感激しました」

と書かれていました。

 山本様は渡辺和子様のことや、退職後の日々のことな

ど、楽しそうにお話しされてみえた笑顔が目に浮かびま

す。パリ、スイスの旅の時、山本様も皆様も若かったで

すね。

 会員の皆様のお別れも多くなりましたが、安井様が折々に

その方のご遺徳を

しのぶ文章を会報に載せてくださり、忘

れ得ぬ方々となります。

 準備委員の皆様、司会の平石様、お歌の猪股母娘様。有

難うございました。



蛇足ー大吉のおみくじに

「趣味の話で盛り上がる楽しい一年−と書かれてい

ました。

 会場でお三方に「ボヘミア

ンこフプソデイを観た?」「ま

だよ」。帰宅すると、友人からの留守

電。その映画のお誘い。さっそくご利益ありました。


 光治良と中国展

   芹沢光治良記念館(沼津市)

        開催中(531日まで)

 長編小説『愛と知と悲しみと』を中心に作品の

舞台となっている、中国と光治良との関係を日記

や書簡を通して紹介。

posted by セリブン at 08:03| Comment(0) | 芹沢文学愛読者の会 名古屋

2019年03月13日

偲ぶ会


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皆   様 へ


平素より当館をご愛顧いただき厚く御礼申し上げます。

さて、先般静岡新聞社の取材があり、『第8回光治良忌』についての記事が、3月12日付『静岡新聞』(朝刊)に掲載されました。

つきましては、別添のとおりご参考までにその記事の写しを送付申し上げます。


                 記

1 2019312日『静岡新聞』(朝刊)記事 画像データ(jpg) 1


今後とも変わらぬご支援、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。


沼津市芹沢光治良記念館


posted by セリブン at 17:52| Comment(0) | 沼津市芹沢光治良記念館