seri1.jpg unmei6.jpg 芹沢文学研究会: 芹沢光治良文学愛好会

2019年03月19日

四季報  秋号  芹沢文学研究会 ・ 会報 第百七号 (bP07) 2018(平成30)年10月30日(火)刊行                           

四季報  秋号             第百七号(bP07)


芹沢文学研究会


会報


               2018(平成30)1030()刊行



()(やま)は (いろ)づきにけり 秋深(あきふか)……   スペードダイヤ


=秋の歌=          芹沢(せりざわ)文学(ぶんがく) 愛読(あいどく)日々(ひび)  松林庵(しょうりんあん)主人(しゅじん)  


平成30年度芹沢光治良文学講演会沼津市教育委員会主催 1124


 今年度の沼津市教育委員会主催の文学講演会「芹沢光治良文学は今を生きる中国人民にどう映ったかが、1124()

1330分〜16時に沼津市立図書館(4階視聴覚ホール)で開催されます。講師は加藤嘉一氏です。加藤氏は国際コラムニストで、

『愛と死と悲しみと』を中国語訳されました。静岡県田方郡函南町に生まれ、北京大学に留学し大学院を卒業しました。「時代騎

士賞」を受賞。現在、香港大学アジグローバル研究所兼任准教授で米ニューヨーク・タイムズ中国語版コラムニスト。著作に

『われ日本海の橋とならん』『中国民主化研究』『いま中国人は何を考えているのか』『習近平はトランプをどう迎え撃つか』

あるとのこと。講演は入場無料ですが定員180名、定員になり次第締切。問合わせ申込みは沼津市芹沢光治


良記念館(電話1(プッシュホン)055‐932‐0255 / メールkojiro@city.numazu.lg.jp)。*記念館からのチラシ


を同封します。 沼津市に近い方、都合のつく方は、御参加下さい。


沼津市芹沢光治良記念館で企画展光治良と中国展」が1115日〜201931日に開催される予定です。詳しい内容は

不明です。


芹沢文学合同(東京・芝川・名古屋)読書会イン 名古屋フェスティバル 2324


 名古屋芹沢文学読書会(前田操代表)主催で、参加者が53人で盛会だったとか。東京からも野沢朝子、岡玲子氏や10人が参加。23日は八事霊園で藍川家・小山家の墓参、ラスース(フランス料理)で夕食。藍川清英氏の御子息夫妻も参加。24日は安井正二氏の挨拶、鈴木春雄氏の講演が中心で、読書会には余り時間が取れなったようです。 太陽にこにこ


第495回 芹沢光治良文学愛好会 1021(日)13時〜17


 芹沢光治良文学愛好会は、鈴木春雄さんから豊田英文さんに引継がれ、今回で第495回になりました。会場は三鷹市市民協働センター(2階第2会議室)


で、テキストは短編小説「戯れに恋はすまじ」でした。司会は豊田英文さんで、何人が参加しているのか分かりませんが、着実に続けられているようです。通常は葉書での案内ですが、今回はB5で、「月例読書会・テキスト(201810月〜2019)」の一覧表も入れられています。沼津市教育委員会主催の文学講演会「芹沢光治良文学は今を生きる中国人民にどう映ったか」のチラシ、テキストの小冊子「戯れに恋はすまじ」、「橋の手前」「去来」も同封されています。これらのテキストは誰が作成しているのでしょうか。頑張っています。


何とか継続され、あと5回で、何と第500回になります。本当は、大々的に記念行事が行われてもと思いますが、今のところ企画されていないようです。


しかし、大変な記録ですから、何か祝いたいものと期待しています……。


芹沢文学愛読者短信 第215号 2018年7月5日芹沢文学愛読者の会


安井正二・恵美子夫妻が発行している「芹沢文学愛読者短信」の第215号が届きました。岡山市の山本正夫様の逝去(3月2日 享年87)、芹沢光治良著『愛と知と悲しみと』中国語版が出版、芹沢文学についての 新刊書紹介 鈴木吉維著『芹沢光治良 救済の文学』おうふう発行、沼津市芹沢光治良記念館 企画展『光治良と沼津展』(6月15日〜1031)、芹沢文学合同読書会(東京・芝川・名古屋)開催(9月2324)が紹介されていました。「芹沢文学合同読書会(東京・芝川・名古屋)イン名古屋フェスティバル(名古屋芹沢文学読書会代表前田操)の案内(A4で2枚と申込葉書)も同封されていました。既に終わったものですが、この会報に記録として掲載して置きたいと思います。  メモする


134回 芹沢文学読書会 芹沢文学・大分友の会 1111()


芹沢文学・大分友の会は、大分県立図書館の研修室で、年6回の「芹沢文学読書会」を行っています。今回で134ですが、23年目の歩みを重ねています。最近、福岡県福津の田中さん、小倉の金さん、中津の呉さんが入会してくれました。読書会へも参加いただきました。九州的な広がりです……。


 ところが、沖縄の伊仲誠保さんの訃報がありました。御冥福をお祈りします。



◎ 同封資料@新聞記事芹沢作品の中国版出版受け沼津朝日2018[資料提供和田安弘]


A随筆この夏の記録野乃宮紀子同人誌「無人塔」40平成30年2月15日むじんとうの会発行拡大×1.22


B文学評論 連載「芹沢文学講話」N 「芹沢光治良と島崎藤村 =日本の大河小説派=小串 信正





連載 メールする会員便り bU5


沖縄の伊仲誠保さんの訃報  大分県国東市小串(おぐし) 信正(のぶまさ)


 私は全国的な芹沢文学研究会と地方的な芹沢文学・大分友の会(芹沢文学読書会)を同時に運営しています。この芹沢文学研究会は26年目、芹沢文学読書会は23年目の歩みです。両方の会に入会して継続してくれている人も多くいます。芹沢文学研究会の会員の方で、過分な寄附をいただいた方に芹沢文学・大分友の会(芹沢文学読書会)の会報をお送りしている方も数人います。


 その中で、沖縄の伊仲誠保さんは、両会に所属してくれた先駆の一人です。入会は平成21(2009)月だったと思います。司法書士をされていて、福岡への出張と例会が合う時に、何度も大分県立図書館の芹沢文学読書会に参加いただきました。入会の切掛けは、東京の芹沢光治良文学愛好会のホームページで芹沢文学・大分友の会を知っての入会だったと思います。熱心に芹沢文学を愛読し、他の作家も色々と読書されていたと思います。会費はいつも先々まで納入いただき、過分な寄附も寄せていただきました。芹沢文学読書会にいらっしゃるときには、いつも沖縄のお菓子なども持参いただきました。ずっと来られない時は伊仲さんのことが話題となり、いつか会員で一緒に沖縄の伊仲さんを訪ねたいものと話しました。


 平成29(2017)2324日に、芹沢文学研究会の会報が第100号となり、芹沢文学・大分友の会の芹沢文学読書会が第120回となりましたので、この二つの会の交流会とし「国東半島で芹沢文学を語る集い」を国東市安岐町の梅園の里を宿泊・会場として開催しました。この時は伊仲夫妻(奥様は別行動で集いには参加されませんでしたが)でいらっしゃいました。参加者は名でしたが、芹沢文学の楽しい語らいの時を持つことが出来ました……。


 ところが、この10月に第134回・芹沢文学読書会の会報をお送りしましたら、奥様からお電話があり、伊仲さんがお亡くなりになったとのことで、驚き悲しみました。亡くなられた月日や年齢をお聞きすることを忘れましたが、私よりも若いのではなかったかと思われます。心よりお悔やみを申し、御冥福をお祈りいたします。私もこの7月に古稀となってしまいました。皆様の健康をお祈りします。



芹沢文学豆知識㉑ 文学随想集『文学者の運命』=『ノーベル賞文学全集』の月報=


 この文学随想集としての『文学者の運命』は、()主婦の友社


から、昭和4810日に発行。四六判、244頁、定価680円


 主婦の友社は、『人類の遺産ノーベル賞文学全集』(24巻、別巻1。


B5変型)を企画して刊行しました。編集顧問は、ノーベル文学賞受賞者 作家 川端康成、日本ペンクラブ会長 ノーベル文学賞推薦委員 芹沢光治良で、全受賞作家65名の代表作を世界9国での同時出版の日本語訳の刊行。この出版の月報に求められて執筆・連載したものです。内容(目次)ある質問に 文学と天才教育 作家と生活 文学志望 不幸であるから小説を書くのか 私の胸の奥には ポール・ヴァレリーも私の恩人であった 書くことは生きることです 外国語で小説が書けるか それでも母国語で書くべきではなかろうか 創作は疲れるものだ 書斎のなかには大理石の素材を持ちこんでいるのだが 私は帝国大学に再入学しようとした 文章をさがして 私は孤独だった 私は敗戦前こんな態度で創作した バルザックは私の師匠 大河小説の計画を放棄した 小説とはやくざの業か 闘病生活をすてた日 作家は書かなければ死に等しい 虱になやんだ日々 川端さんの死について 佳き晩年をです。その後で次の五章前章でおわらなかった 小説家の運 小説家の不運 わが書斎の珈琲はうまかった 他人の原稿を読んでを書き加え、あとがきも収録して刊行したのです。この当時は日本ペンクラブの会長として「日本文化研究国際会議」開催の準備をしていて、創作は出来ず、しかし、この月報の文章は楽しんで書いたとのこと。出版するときに文学者の運命の題を付けました。


 この単行本は、芹沢文学を愛読し研究する人には大いに参考になるものです。自伝とは少し違った、作家としての歩みを文学論的に書いた貴重な資料と言えます。N




新入会員の紹介 平成30年7月以後の入会は無し。 *新入会員を募集。♤ クラブダイヤ


編集後記


会報107()号と同封資料をお届けいたします。やっと秋らしい日々となりました。コスモスの花が咲き、野山の木々も色付き始めました。段々と寒くなりますが健康に留意してお過ごし下さい。豪雨、台風、地震で被害のあった方々は、復旧・復興に御尽力のことと思います。ボランティアの方々も被災地に赴き御苦労様です。


芹沢文学としては、これといった動きはありませんが、着実に愛読しましょう。芹沢文学研究会としては、芹沢文学への確かな評価をして、若い人々にも読まれるように尽力して行きたいものです。研究成果があれば、コピーしてお送りください。













posted by セリブン at 09:49| Comment(0) | 芹沢文学研究会

四季報  冬号 芹沢文学研究会・会報            第百八号 (bP08)


芹沢文学研究会


会報


               2019(平成31)1月30()刊行

暖冬(だんとう)で (うめ)(はな) 咲き ()(はな)も   スペードダイヤ

=冬の歌=      ()()めたり ()故里(ふるさと)……  松林庵(しょうりんあん)主人(しゅじん)


第8回 光治良忌 沼津芹沢文学愛好会主催 10() 沼津市営墓地 

芹沢光治良先生が逝去されて26(27回忌)になります。今年の「光治良忌」は

10()に行われるようですが、会員で参加出来る人は御参加下さい。芹沢先生

の命日は23日です。この日には、会員各位で偲んで下さい。

芹沢文学は、昨年には『愛と死と悲しみと』が中国語訳され、中国で出版されました。画期的なことで、その出版を喜びたいと思います。ただ、その題が『人間的命运』(日本語的には『人間の運命』)となったことを残念に思います。『愛と死と悲しみと』を直訳した題にすべきでした。『人間の運命』は、大河小説の題であるからです。『愛と死と悲しみと』は、その別巻と言えますが、大河小説ではないのです。

韓国では『人間の運命』が翻訳され、二巻が刊行されましたが、中断されています。この韓国語訳の出版が復活して刊行していくことを期待しています。過去には、台湾で『巴里に死す』が出版され、インドでは『結婚』が英訳出版されています。アジア各国に芹沢文学作品が翻訳出版されることを念願しています。  太陽にこにこ

 沼津市芹沢光治良記念館で企画展「光治良と中国展」が1115日〜2019年

5月31日に開催されています。記念館から『図録 光治良と中国展』をお送りいた

だきました。目次は、企画展「光治良と中国展」開催について、光治良と中国()

光治良と中国()、『愛と死と悲しみと』、光治良が中国

に対して思うことですが昭和13年の『中国取材日記』

も掲載。『愛と死の書』『眠られぬ夜』。ルクリュ家系図。

作家巴金の書簡・随筆。作家老舎来訪のこと。リリー

夫人の書簡、ジャック・ルクリュ訃報の記事等も収録。


日中友好協会中野支部の会員が芹沢光治良記念館を見学 1月8日
 沼津朝日の11日の記事によると、東京都中野区の日中友好協会中野支部の会員32人が、芹沢光治良作『愛と知とかなしみと』の中国語版が昨年出版されたので、バスの日帰り旅で沼津市我入道の芹沢光治良記念館を見学したようです。館員の説明の後、企画展の「光治良と中国展」を見学しました。このツアーを企画した副支部長来住和行(らいじゅう・かずゆき)さんは、「芹沢光治良の存在は中野区の住民にあまり知られていない。これを機会に多くの人に知ってもらえたら」と話されたとのこと。東中野も中野区ですから、もっと中野区民に作家芹沢光治良や芹沢文学作品が知られることを願っています。 

芹沢光治良文学愛好会が第500回になります  メモする

 芹沢光治良文学愛好会は、昭和52(1977)年7月に私小串が代表で「芹沢文学館・東京友の会(芹沢文学研究会)」として始められました。芹沢光治良先生に講演いただき発会したのです。月例会と春か秋に会員の研究発表や講師を招いての講演会を開催するもので、手書きのコピー雑誌を発刊しました。発足の勢いで、翌年の一九七八年十一月三日には会誌『芹沢文学・資料(一九七八年版)』を芹沢文学研究会編著で出版しました。月例会は毎月欠かさずに継続して、「芹沢文学研究会」から「芹沢文学愛好会」へ発展し、鈴木春雄さんに引継ぎました。「芹沢光治良文学愛好会」として継続され、豊田英文さんが世話を続け、42年目のこの3月の月例会で第500回を迎えます。一人の作家の愛好会としては、日本だけでなく、世界的にも稀有なことで、ギネスブックに登録されてもよい記録と言えます。良く続けられたものと感慨深いものがあります。

41回 芹沢文学愛読者新年会 1月20()  芹沢文学愛読者の会

 東海地域の芹沢文学愛読者新年会が20()に「ウインクあいち」を会場にして開催されました。今回で第41回の新年会ですが、楽しい語らいの時が持たれたものと思います。芹沢先生80歳の時に出版された『狭き門より』について自宅でお話されている貴重なビデオも紹介されたようです。二次会もあり、夕食を共にしたようです。昨年の1216日に読書会もあったとか。

芹沢文学・大分友の会の芹沢文学読書会でも、13()に大分県立図書館の食堂にて昼食の新年会を行いました。楽しい語らいの時を持ちました。



◎ 同封資料@少年小説『虹の國』 芹沢光治良 雑誌<少年 新年號>昭和22(1947)年1月1日 光文社発行。6672頁。定価6圓。 拡大×1.22 [資料提供 中村輝子]


A文学評論 連載「芹沢文学講話」O 「芹沢光治良と野上弥生子 =良識派の代表作家=小串 信正



連載 メールする会員便り bU6



朝散歩と貝類拾い・ゴミ拾い  大分県国東市小串(おぐし) 信正(のぶまさ)


 私は朝5時からの「マイあさラジオ」(NHKラジオ第一)を寝床の中で聴きます。6時30分からは床の横で「ラジオ体操」(第一・首・第二)を元氣よくします。


 その後で海浜への「朝散歩」に出掛けます。現在は冬の寒さに対応して、マフラー・フード付きのオーバー・手袋と十分に防寒対策をして出かけます。ハンディカメラをベルトで腰に下げ、草木や自然・風物で気が付いたものを撮ります。コウノトリの飛来やスナメリの死体も写しました。デジタルなので生活記録的に撮影。


 まず、氏神の恵美須神社に参拝し、小串伴右衛門石碑に参り、海浜へ歩きます。


途中にトマト水耕栽培の奥松農園がありますが、この新々田は江戸時代後期に浜田屋小串伴右衛門三代が塩田を造成したのです。瀬戸内海の海浜に出て、朝日を拝し、ウオーミングアップ体操をします。階段に腰をおろして俳句や短歌を作ります。犬を連れた人が時々見られますが、殆どは我一人です。近くに姫島、遠くに中国地方の島々や山並みも望めます。白砂や砂鉄のきれいな浜が南北に続いています。貝類やウニ・カニが打ち上げられています。夏には海水浴場となります。愛知の安井御夫妻を「国東半島で芹沢文学を語る集い」の時に、この海浜に案内しましたが、「芹沢先生の駿河湾我入道の海岸に似ていると」と言ってくれました。

 最初は散歩しながら貝殻を拾いました。宝貝・紅貝・桜貝…。ウニ類のスカシカシパン・ブンブクチャガマ…、カブトガニも拾いました。今では大きな段ボール箱に四杯にもなっています。これらの名前や生態を調べるのも楽しいものです。
 ガラス片が眼に付くようになり、拾うようになりました。ペットボトルや様々なプラスチックのゴミが余りに多いので買物ビニール袋を持って行き、拾って帰り、可燃物の袋に入れて出しています。拾っても拾っても打ち上ってきますが、ずっと続けていて、この頃はずいぶん奇麗になって来ました。故里の海や浜が美しくあって欲しいという愛郷心から継続しています……。
 帰途は、山沿いの道を歩きますが、我家の墓地に寄り、両親や先祖の墓に参ります。冬の寒い日、夏の暑い日に散歩するのは大変ですが、続けたいと思います。

芹沢文学研究会 2018(平成30)年度会計報告  反省と展望

 *会員各位 「会計報告」と「反省と展望」などを御了承下さい。

  ・収入の部 前年繰越 102,068   ・支出の部 切手代  18,100

        会費収入  41,400         文具代   5,960


        寄付収入  10,800         コピー代 26,050


             154,268               50,110 


         会計決算 154,26850,110104,158(振替98,990+現金5,168)


                             会計責任小串 信正  会計監査田村 正義

 反省と展望

・芹沢文学研究会は27年間継続しました。四季報の会報と同封資料を年4回刊行し、「芹沢文学講話」も連載しています。沖縄の伊仲誠保さんが死去し、会員が段々と少なくなってはいます。熱心な会員に支えられて継続しています。年会費と寄付によって運営しています。これまでの篤志による寄付が約10万円あります。これで記念館や図書館・出版社、愛好会や諸会、顧問の先生方などへ、会報を15部お贈り出来ています。また、会誌『芹沢文学・資料』(第二号)発行の為に繰越しています。


・会員の鈴木吉継氏が、評論集『芹沢光治良 救済の文学』(おうふう発行)を出版しました。芹沢文学研究会として、皆さんと共に喜びたいと思います。会員各位の個人的な研究や評論を期待しています。論文を書きましたら、コピーをお送り下さい。


・芹沢文学研究会としては細々とですが、今後も継続して行きたいと思います。会員各位の御理解と御協力をお願いします。御意見をお寄せ下さい。


新年度の年会費納入をお願いいたします *同封の払込取扱票にて納入して下さい。


  今年度も年会費を1800円に据置きます。郵便振替にて納入をお願いいたします。寄付も受入れますが、無理をされませんようにお願いいたします。尚、どうしても退会されます方は、御面倒でも、ハガキにて御一報いただきたいと存じます。


新入会員の紹介 平成30年8月以後の入会は無し。 *新入会員を募集中。 ♤ クラブダイヤ


…………編集後記 ………………………………編集責任 小串信正………  


会報108()号と同封資料をお届けいたします。暖冬と言われますが、日本海側や東北・北海道では豪雪で、大変なことと思います。 昨年は大分県日出町の尾畠春夫さんがスーパーボランティアとして話題となりました。現在も東京から日出町まで歩いて帰っています。今年1月、全豪オープン女子テニスで、大坂なおみさんが優勝し、世界ランク1位になりました。日本女性の活躍に拍手喝采をしたいと思います。













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posted by セリブン at 08:38| Comment(0) | 芹沢文学研究会

2016年09月11日

第98号 芹沢文学研究会会報 2016(平成28)年7月24日(日)刊行 夏号

梅雨(つゆ) 明(あ)けて ジイジイと鳴(な)く 蝉(せみ)の声(こえ)……   スペードダイヤ
   =夏の歌=      汗(あせ)を拭(ふ)きつつ 朝(あさ)散歩(さんぽ)する  松林庵主人 
◎ 芹沢光治良生誕120年記念DVDの制作頒布 6月吉日  ✍
 沼津市教育委員会・沼津市芹沢光治良記念館は、芹沢光治良生誕120年を記念して、
DVD「芹沢光治良 ゆかりの人・文学―その魅力を探るー」を制作しました。
芹沢光治良記念館が限られた予算の中で、ゆかりの地域や人々を訪ねて4ヶ月かけて完成したDVDです。
全編48分で、内容は「⒈沼津市、我入道で生まれ育つ ⒉東京で学ぶ ⒊官吏になる 
⒋結婚、フランス留学 ⒌作家活動 ⒍ペンクラブ活動 ⒎名誉市民になる(沼津との関係)  
⒏最期まで執筆する ⒐受け継がれる芹沢文学」で、
インタビュー「石崎真之・天野博人・稲田康明・安井正二・勝呂奏・野沢朝子・梶川敦子・岡玲子・芹沢守
・鈴木春雄・浅田次郎・岡野光喜・前田美波里・和田安弘・鈴木吉維・土屋弘光・山本涼平・芹沢光治」も収録されています。
希望者には頒布されます。DVD版とブルーレイ版共に2160円[消費税、送料込み]です。
入手希望者は [沼津市芹沢光治良記念館 〒410-0823沼津市まんだケ原517-1
 電話1(プッシュホン) FAX 055-932-0255  E-mail  kojiro@city.numazu.lg.jp]に各自で申込み下さい。

☆企画展 「光治良と少女小説展」  第1回 6月15日(水)〜10月30日(日)
 沼津市芹沢光治良記念館の今年度の企画展が、「光治良と少女小説展」として開催さ
れています。チラシには「光治良が描いた少女(少年)小説を中心に、児童文学作品など
を紹介します。」と書かれていますが、展示内容は不明です。詳細な目録や解説が届い
ていないのですが、チラシには絵本の『シンデレラ姫』や少女小説『母の哀歌』『美し
き娘たち』『愛すべき娘たち』『乙女の徑』『パリ乙女』『涙の小夜曲』、そして青春小説
『海ぞいの道』などが掲示されています。芹沢光治良氏は、四人の娘さんへ読ませる
適当な作品が無いと、自ら少年少女のための児童文学を多く創作したのです。


○ 森次郎文庫 『芹沢文子・著作集成』(全26回) 編集公開  ☆ ★
 芹沢光治良文学愛好会(鈴木春雄代表)が同封資料として、昨年9月から故芹沢文子
先生の著作(遺稿)を年代順に公開しています。今後に2回分増やし、全26回になると
のこと。通信bS67には第10回としてエッセイ「一本の道」[同人誌<幻視者>に連載]
の後半が公開提供されています。この回想文は、フランスの国立音楽院の留学、帰国
のことから、母親の癌との闘病と最期のことが細かく書かれています。母の死後、父
親の最晩年の連作と作家としての最期が感動的に書かれています。文子さんが御両
親の晩年のお世話をして、その最期を看取られたことが知られます。母親の一周忌に
は、記念の本『芹沢金江』を編集出版され、『芹沢文子歌曲集』(音楽現代社)や自伝的な
長編小説『天の愛』などを生前に出版されましたが、これらの全26回の著作や写真な
どが単行本(小冊子)『芹沢文子遺稿集』として出版されますことを念願しています。

❍ 芹沢家墓地 「ふるさとに眠る父」 野沢朝子  リレー随筆(387) ❂❀✪
 同愛好会の同封資料に「リレー随筆」が継続されています。今回の387に芹沢先
生の次女野沢朝子さんの一文「ふるさとに眠る父」が収録されています。昨年の九月
五日に妹芹沢文子さんの納骨式が行われ、沼津へのバスの中で芹沢家墓地が落ち着
く迄のことを回想したことが綴られています。母親の没後に、文子さんと二人で墓地
を探しましたが、適当な所が無く、父の関係から大岡の天理教の墓地の空き地に芹沢
家の墓石を建立したのです。父の没後に、父の遺骨を天理教墓地の墓に納骨すること
が躊躇われ、沼津市の名誉市民としてふさわしい場所を探して欲しいと、市長にお願
いしました。香貫山の麓(中瀬町)の市営墓地に墓石を移動して、一九九四年二月四日
に父の納骨をすることが出来ました。富士の見える墓地に眠ることが出来たのです。
母や姉(分骨)も納めましたが、この日は立春・大安で母の十三回目の命日であったと
か。この墓地に◎ 同封資料/@回想記「憧れの国スイスの思い出」芹沢光治良 
雑誌<ワールド> 昭和25年1月1日 西日本新聞社発行 14〜18頁。〔資料提供・中村輝子氏〕 
Aチラシ白黒コピー 企画展「光治良と少女小説展」(第1回 6月15日〜10月30日) 沼津市芹沢光治良記念館   
B新聞記事「芹沢光治良と岩手」紹介 野乃宮さん(近代文学研究家)講話 平成28年5月24日 岩手日報に掲載。〔野乃宮紀子氏提供〕  C地図「国東半島」*会員便り「国東半島で芹沢文学を語る集い」を読む参考にして下さい。梅園の里、小串家、大分県立図書館(芹沢文学読書会の会場)、大分空港、竹田津港等。
D文学評論 連載「芹沢文学講話」E「芹沢光治良氏の処女作と出世作」小串 信正 

国東半島で 芹沢文学を語る集い    大分県国東(くにさき)市 小串(おぐし) 信(のぶ)正(まさ) 
 暑い日々が続いていますが、皆さんはお元気にお過ごしのことと思います。
 私は2年前に国東市(国東町浜)の実家に回帰して、「自適期」の田園生活(年金生活)
を楽しんでいます。この家で生まれたので、この家を「終の棲家」として、今後
も文学と哲学の研究と創作に尽力していきたいと思っています。
 芹沢文学に45年以上も取組んでいます。昭和52(1977)年に東京で芹沢文学館・
東京友の会(芹沢文学研究会)を創立し、平成4(1992)年に国東町で芹沢文学研究会を
再開し、平成8(1996)年9月に芹沢文学・大分友の会を発会して大分県立図書館で
「芹沢文学読書会」を始めて20年間(第120回)継続しました。芹沢文学研究会も25
年間(会報100号)継続しますので、二つを記念して、来年の3月23日に国東市安岐町
の梅園の里(天体望遠鏡で春の空を観察)に一泊して「国東半島で芹沢文学を語る集い」
を開催しようと白木淳視御夫妻から提案をいただきました。芹沢文学研究会の会
員で国東半島まで来てくれる人があれば、芹沢文学・大分友の会の会員と交流す
る集いともなるし、素晴らしいと思います。三浦梅園資料館、両子寺、国東半島
の海岸、そして拙宅にも来ていただけるなら、おもてなしは出来ませんが歓迎し
たいと思います。交通の便としては、大分空港が近いし、新幹線でも徳山から国東半島
(竹田津港)へのフェリーもあります。この秋から具体的に企画したいと思います。希
望する方がいましたら、お便りや電話などをしていただければと思います…。

連載 No57 会員便り 会員便りが届かなかったので、小串が書きます。
            小串 信正

 私は、毎朝(雨雪以外)、ラジオ体操の後に海浜への散歩をしています。
砂浜の貝殼やガラス片等を拾い、帰路に我が家の墓地に参り、畑の野菜を採って来て朝食で食べています。
健康的な生活と自得しています。
皆さんの御健康を祈ります。

芹沢文学 豆知識P 
エミール・ゾラと芹沢光治良 =良識派・大河小説派の先駆者= 
 芹沢光治良氏は、フランスに留学し経済学(社会科学)を学びますが、
結核闘病から作家になることを決意して、フランス文学をバルザックやスタンダールから精読しました。
大河小説派の流に繋がるのですが、その代表者の一人であるエミール・ゾラ(1840〜1902)については、芹沢氏は「ベ
ルソール氏にすすめられて、バルザックの全集を精読したことを思った。病気して、社会科学を
すてる決心をしてから、高原療養所でスタンダールの全集から、フローベル、ゾラ等、さまざま
のフランス文学をむさぼり読んだ」(『文学者の運命』)と名前は書かれていますが、作品名など詳細
は書かれていません。しかし、私はゾラとの比較研究は芹沢文学研究において重要だと思います。
日本文学では島崎藤村などの自然主義派の作家に与えたゾラの影響は論じられています。芹沢光
治良の大河小説『人間の運命』はバルザックの『人間喜劇』を意識して創作されましたが、ゾラ
も『ルーゴン・マッカール叢書』(全20巻。『居酒屋』『ナナ』『ジェルミナール』『大地』『獣人』『パスカル
博士』など)をバルザックの連作『人間喜劇』に倣って創作したのです。
ゾラはセザンヌと親友でしたが、ジャーナリストとして、マネ、モネなどの印象派の画家をい
ち早く評価しました。 アナーキストとしてユダヤ人ドレフュスのために「われ弾劾す」を書いて冤罪を告発しました。
芹沢氏は経済学などの社会科学者で、ジャーナリストではありませんでしたが、
二人のユマニスム(人間性)やボンサンス(良識)には深く共通するものがあります。
ゾラはフランスの良識派・大河小説派の作家で、第1回目のノーベル文学賞に推薦されましたが、
故ノーベルがゾラを嫌っていたとかで授与されなかったようです。最晩年には四部作
「四福音書」(『多産』『労働』『真理』、『正義』は未完)を書き、カトリックも批判して、
軍隊の無い共和国のユートピアを描こうとしたのです。この点は、あたらしい宗教を説いた連作を書いた
芹沢氏とは少し違いますが、この二人の偉大な作家は、もっと評価され愛読されていかねばならないと思います。
ゾラの膨大な作品を読むのは大変ですが、翻訳も多くあるので、御一読をお勧めします。
▽新入会員の紹介 その後、入会者無し。*新しい入会者を歓迎いたします。 ♤ クラブダイヤ

………… ☆ 編集後記 ★……………………………… 編集責任 小串信正………  
 会報98(夏)号と同封資料をお届けいたします。スイスの松林さんから、Eメールの暑中見舞いが届きました。
中央スイスのウーリ州の山登りで写したアルプスの山々や草原の写真が添えられていて、癒されました。
スイスでは1400m以上の山々には雪が積もっているとか。同封資料「憧れの国 スイスの思い出」をお読みください。
活字が小さくてすみませんが、拡大してお読み下さい。
 日本は平和憲法で、戦争のない国としての歩みを続けていますが、世界では各地で悲惨なが続いています。
何の罪のない多くの人々が犠牲にされています。こんなテロは許されません。アメリカのオバマ大統領が、
広島を訪ね原爆資料館などを見てくれました。大きなエポックです。
posted by セリブン at 10:11| Comment(0) | 芹沢文学研究会