seri1.jpg unmei6.jpg 芹沢光治良関係の本: 芹沢光治良文学愛好会

2023年11月15日

新刊行本と講演会のお知らせ

池田さんからです。


向寒の候、いかがお過ごしでしょうか。

事務局の池田三省です。



今回、“嬉しいお知らせ”と“講演会”のご案内をさせていただきます。

 

■芹沢光治良先生の没後30年を記念して、小学館様より

 11月9日に、「サムライの末裔」「孤絶」に続く、

デビュー作「ブルジョア」に加え「結核患者」「昼寝をしている夫」

「橋の手前」「椅子を探す」「風迹」の全6作品を収録した

『ブルジョア・結核患者』が刊行されます。

嬉しい限りです。感謝です。

会員の皆様、どうか、「ブルジョア」を手に取って再読しましょう。

 そして、周り方にもお勧めください。

※現在、Amazon.co.jp(アマゾン)やRakutenブックス(楽天)等で

予約することが出来ます。(私は5冊予約しました)

 

■「ブルジョア・結核患者」刊行記念の講演会を以下の日程で開催します。

 ご都合がつけばご参加ください。ご一緒に楽しみましょう。

(詳しく別紙のチラシ、又は、財団HPのお知らせをご覧ください)

 

「記」

■日時 令和5年12月17日(日) 14:00―16:00 (受付13:30)

■開場 サロン・マグノリア(東中野)

■講師 鈴木吉維(神奈川県立住吉高等学校総括教諭)

■参加費 1000円(珈琲・菓子 付き)

■募集 40名(事前申し込み制)

「内容」

・講演 鈴木吉維 『デビュー作“ブルジョア”について』

・講演者・参加者の交流 『“ブルジョア”に関するフリートーク』

 

【お申込/お問い合せ】

・参加者40名の事前申し込み制となります。

お手数ですが、参加希望の方は12月10日までに、

 本メールで返信いただくか、携帯電話(C,SMS)メール宛に

「お名前・ご連絡先」をお送りください。

・メールを確認次第、ご連絡いたします。

・携帯電話:080-5088-1660 ・Eメール:ikeda_sa2002@yahoo.co.jp

 

 会員の皆様、朝晩の冷え込みは日ごとに増してまいります。

お体にはどうかお気をつけください。

 

財団事務局長 

池田三省

 
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2018年08月25日

沼津市芹沢光治良記念館からのお知らせ

皆様へ

 

平素より当館をご愛顧いただき厚く御礼申し上げます。

さて、別添のとおり、本日付け地元沼津朝日新聞社発行の『沼津朝日』にて、芹沢光治良氏著『芹沢光治良戦中戦後日記』に関連したコラムが掲載されました。

芹沢光治良氏関連資料としてご参考までにその写しをご送付申し上げます。

 

今後とも変わらぬご支援ご協力をいただきますようお願い申し上げます。

 

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沼津市芹沢光治良記念館

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2009年03月08日

神と人間シリーズ  ロシア語に翻訳 神と人間シリーズ  ロシア語に翻訳

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 月例会で紹介された「神と人間」のロシア語翻訳。

 月例会の資料では、白黒でしたので、カラーで紹介したいと思います。



これが、表紙です。

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背表紙では、

「神の微笑」「神の慈愛」「神の計画」の三冊が合本されています。

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ロシアの書店では、ロシアの人は、「芹沢光治良」という感じを見ます。

当然、後ろ表紙には、ロシア語でいろいろ書かれています。

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手に取って見ると素敵な本です。私がロシアの文学好きな青年でしたら、手にとって、後ろの説明書きを見て、一気に読んでしまうと思います。

「神と人間」は、ロシア語翻訳は、3巻構成になっています。その本、おのおのに芹沢光治良先生の写真が載っています。

 月例会で、用意しますので是非みて下さい。

 一巻目の写真は、耳に手を当てているお姿の写真です。芹沢先生は、耳に手を当てていろいろなものを聞いている姿です。私達の思いをとにかく聞いてくれる。よく聞いて考えてくれる本当の優しさを感じてしまいます。

 芹沢作品によく出てくる持岡先生、杉先生も、よく人の話しをよく聞き、その人の立場をよく理解してくれる先生でした。持岡先生、杉先生が登場する作品は、持岡先生、杉先生の動きを通して、私達には明確にわかりやすく芹沢先生が表現しようとするものを与えてくれました。持岡先生、杉先生の冷静と言えるわりには、周りの人への優しさ、すばらしさが読者への小説の魅力になっていると思います。
 あり得べき作家の姿ですね。
 今から、思い出せば芹沢先生がこの聞くという事、特に読者の話しを聞くと言うことを作品の中で発表され、実際私を含めて多くの読者、読者でなくても噂を聞いて駆けつけた人達の話を優しく聞いていただきました。
 先生の話を聞いてもらう事によって、多くの読者は救われたことでしょう。そして神様から自然と聞こえてきたお話を私達に直接話してくれ、作品として読ませてくれました。
 『文学は物言わぬ神の意思に言葉を与えることだ』を実践した先生の姿は、まさしく私達の声や神の声を聞いて作品にしている姿だと思います。
 この写真の顔の表情は慈愛に満ちていて、私達をホッとさせます。よくよく見ると、優しさだけではなく、私達の話を聞いて文学に昇華させていく芸術家の意志の強さも読み取れます。
 芹沢光治良という作家の文学精神が表れた写真だと思います。

 ロシア語を読めたら、読後感を書けるのに残念です・・・。

 ところで、『文学は物言わぬ神の意思に言葉を与えることだ』はロシア語でなんというのか?

そこの書かれている場所を見つけました。

 次回更新の時に紹介します。








投稿者: 管理人 日時: 2009年03月08日 09:10
posted by セリブン at 09:10| Comment(2) | 芹沢光治良関係の本