seri1.jpg unmei6.jpg 芹沢文学愛読者の会 名古屋: 芹沢光治良文学愛好会

2018年07月16日

芹沢文学愛読者短信 第215号 2018年7月5日

山本正夫様(岡山市)逝去
 3月2日  享年87歳
 お知らせするのが大変遅くなりましたが岡山市の山本正夫様が、3月2日にご病気で他界されました。享年87歳でした。
 芹沢文学の熱心な読者であり、大先輩でもありました。
 仕事を退職された後、山本先生は自費出版された本を抱えて、名古屋の読書会に気軽に出席してくださり、本をプレゼントされ講演をもしてくださいました。
 芹沢先生の著書『人間の幸福』の中には、芹沢先生と山本先生お二人の出会いから、その後のことが「Yさん」として紹介されています。
 告別式は家族葬で行われました。
 その後、鈴木春雄様がご遺族のかたと連絡をとってくださり、6月22日に岡山へ出かけ、お墓参りをしてまいりました。
 山本先生のご息女真理子様の案内を受け、鈴木春雄夫妻、平石政行夫妻、安井正二夫妻で墓前にお花を手向け、ご冥福をお祈りしてまいりました。

沼津市芹沢光治良記念館
企画展 『光治良と沼津展』 6月15日から10月31日
 代表作『人間の運命』を中心に、舞台として描かれる故郷・沼津を当時の写真や関連した書簡などの資料を通して紹介されています。

芹沢光治良著 『愛と知と悲しみと』
 
 中国語版が出版されました。
中国語版での題名は『人間的命運ー致巴金』です。中国語に翻訳されたのは、加藤嘉一様
 (中国シンクタンク研究員)。
 岡玲子先生は、芹沢先生のこの作品が中国語訳され、中国の方々に読んでいただきたい願い、ご尽力されてきました。
  六月三日、東京都渋谷区恵比寿の日仏会館で開かれた『愛と知と悲しみと』の中国語
出版記念シンポジュウムの席上で、岡先生は出版の喜びと深い感謝の気持ちを、心をこめ
て述べられました。
 芹沢光治良先生は、『こころの広場』の本の中で、『愛と知と悲しみと』について次のように書いています。
  「『愛と知と悲しみと』は昭和三十六年の秋に書き下ろした作品です。中国の大作家、巴金先生に話しかけるようにした作品です。
 
 これは、序章のようにして、読んでもらえばわかるけれど、実は、この作品を書きはじ
めた時には、すでに『人間の運命』の第一巻の草稿を二回書き改めて、三回目の原稿にか
かっていたのです。
 しかし、巴金先生との約束を生きて果たすために、『人間の運命』の筆をおいて、この
作品にかかったが、案外すらすら筆が運んだので、そのおかげで、直ちに『人間の運命』
の建築に取り掛かる元気が出ました。
 この作品は、私の最も好きな作品の一つです」。
        『こころの広場』 一六一頁。
芹沢文学についての、新刊書紹介
 
 鈴木吉維 著
『芹沢光治良 救済の文学』
 発行所 (株)おうふう
 芹沢光治良文学愛好会会員で芹沢文学の研究者鈴木吉維様が『芹沢光治良 救済の文学』を出版されました。
 鈴木先生は、本書の「あとがき」で、次のように語られています。
  「私は公立高校の国語の教師をしていて、毎年数多くの生徒たちに出会う。学校では青春を謳歌しているようにみえる子どもたちも、人間関係に悩み、家庭や経済問題に苦し
む困難な状況のなかを生きている。
 私の仕事は生徒に心を寄せ、深く真剣に考える学習態度と、社会に出ても柔軟に対応できるしなやかさを涵養することにある」。
 「そして、人間の善意を信じて勇気と希望を抱いて生きていくこと、すなわち芹沢文学
精神を伝えていくことが、私の役割だと考えている。難しいことではあるが、私にとって
これが教育の本質である」。
 本のタイトルを『芹沢光治良 救済の文学』としたことについては、次のようにしるされています。
 「作者(芹沢光治良)は常にわが子に語りかけるような気持で執筆し、読者に寄り添い、
勇気づけてきた人である。その作品を愛読する多くの読者が救われたという思いを抱き、
全国に読書会が組織され、今なを読み継がれていることがそれを証明している」。
芹沢文学合同読書会(東京、芝川、名古屋)開催
    9月23(日)、24日(月、祝)
、東京の芹沢文学愛好会、富士宮市の芝川読書会、名古屋の芹沢文学読書会、三つの読書会が名古屋に集まって合同読書会を行います。
 内容、申し込みなどは、同封の案内をごらんください。
参加希望者は同封のハガキで8月15日までにお申し込みください。
posted by セリブン at 09:29| Comment(0) | 芹沢文学愛読者の会 名古屋

2017年07月27日

芹沢文学愛読者短信 2017年7月15日 芹沢文学愛読者の会 第212号

芹沢文学愛読者短信
2017年7月15日 芹沢文学愛読者の会



緑の校庭


芹沢光治良著 2017年4月18日発行 ポプラ社 定価1,000円+税

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今年の春、芹沢光治良先生の少女小説『緑の校庭』が、ポプラ社から復刻版として出版されました。
この本は、昭和二十三年にポプラ社から出された本で、六十九年ぶりの出版ということになります。本の
装丁と活字はその当時のままです。
『緑の校庭』の他『月光の曲』『虹の国』『水仙』など六作品が収められたこの復刻版、出版されると大好評で、沼津市内の
書店では、週間ベストセラーで一位になってしまったそうです。
解説は復刻に尽力された、芹沢文学に造詣の深い近代文学研究家の
野乃宮紀子様です。


国東半島(大分県)で


芹沢文学を語る


集いに参加


 『国東半島で芹沢文学を語る集い』に行ってきました。集いの会場となった『梅園の里』は、国東半島のほぼ中央部の
小高い所に建ち、見晴らしの良い所でした。
 参加者自は八人。少人数であったことから、芹沢文学を語る集いも、食事も一つの長テーブルを四人で向かい合い、
親しさいっぱいの集いでした。
 沖縄から参加された伊仲誠保さんは、芹沢文子先生の講演に出会い『神シリーズ』から『人間の運命』へと読み継がれた熱心な愛読者。
 「大分での読書会に一年に一度は出席したいですね」と話されました。
 福岡県から車で参加された田中健二さんは、郵便局に勤務され芹沢文学と星の写真を撮ることの素晴らしさ熱く語ってくださいました。
 別府からお出かけの中村輝子さんは、芹沢光治良先生の講演を沼津の文学館で聞かれた思い出と、繰り返し読まれた先生の本を持参し
紹介してくださいました。福岡県から奥様と出席された白木淳視さんは、今回の「国東半島での集い』の提案者。奥様の静香さんは、
三十年前に『神の微笑』に感動して看護師の学校に入り学び、五年間病院勤務されたこと、静かに話されました。
 小串信正さんは、集いを企画し実行され、集いを終えた後、車を走らせ『国東半島の自然と文化、見学の旅』への案内をもしてくださいました。
 小串さんが生まれ育った、国東半島の来浦の美しい砂浜に立ち、
波の音を聞き水平線に見入っていると、いつしか沼津の我入道海岸と重なりました。
 うれしい出会いと、喜びをいっぱいにいただいた『国東半島で芹沢文学を語る集い』でした。
 日比孝吉氏 死去「スジャータ」、めいらく創業 88歳 (中日新聞 3月8日)
 コーヒー用ミルク「スジャータ」で知られるめいらくグループ創業者の日比孝良(ひび たかよし)氏が三日、老衰による
心不全のため、名古屋市内の病院で死去した。88歳。浜松市出身。争議・告別式は近親者で済ませた。喪主は長男治夫(はるお)氏。めいらくでは後日、お別れの会を
開く。
 1946年(昭和21年)に名古屋市立第一工業学校を卒業後、浜松市で日用品や食品の行商を始める。52年にめいらくグループの基となる名古屋製酩を設立、
業務用の乳製品の販売を始めた。
 76年に「スジャータ」を発売して家庭用にも参入。「スジャータ、スジャータ」のメロディとともにロングセラー商品となり、コーヒー用ミルクのシェアを4割まで引き上げ、
国内外に七十を超える拠点を持つ食品メーカーに育てた。2007年に旭日小授章を授章。
スジャータめいらく株式会社代表取締役会長日比孝吉様が平成二十九年三月三日永眠されました。芹沢文学愛読者新年会にはいつもコーヒーセットを出席者全員分用意して出席して
くださいまし
た。行商、露天商をはじめ、販売などされての会社設立。並々ならぬ努力と、苦労に思わず身を乗り出して聞き入りました。
後日(五月十八日)に、名古屋城近くのホテル『ウエステインナゴヤキヤツスル』でお別れの会がありました。山田武夫さん、各務洋司さん、安井正二の三人でご冥福をお祈りして
まいりました。


芹沢光治良文学愛好会(東京)


+札幌芹沢文学読書会(札幌)





『愛好会・創立40周年』記念として、札幌の芹沢文学読書会と合同読書会が行われます。
場所 札幌 9月8日(金)〜11日(月)
申し込み『愛好会』8月10日まで


『ラプライブ効果』




聞きなれない言葉でしょうが、この影響で芹沢文学記念館に5月4日に230人もの来館者があると いう、来館者最多記録が生まれました。
 『ラブライブ!サンシャイン』は沼津市内の学校で結成された、
架空のアイドルグ〉レープの奮闘と成長を描いたテレビアニメ作品。
この作品に関連する場所が沼津市内に実在し熱心なファンは、そこを聖地と呼び訪れているそうです。芹沢文学記念館もその聖地と一つになっていて、思いがけず若い男性の来館者が増えているよう
です。
このアニメ作品今秋から続編の放送予定があるのではとのことです。

 
posted by セリブン at 14:28| Comment(0) | 芹沢文学愛読者の会 名古屋