seri1.jpg unmei6.jpg 芹沢文学読書会 大分: 芹沢光治良文学愛好会

2024年09月02日

芹沢文学読書会 案内通信No. 169

芹沢文学読書会 

案内通信

No. 169

2024825 ()

(令和6)


松林庵主人


女史逝きし・・・


芹沢文学


読書会


8月便り

8月末になりましたが、猛暑の日々が続いています。雨も降りません。ところが、台風10号が、まともに日本列島を突っ切ろうとしているので心配です・・・・・。

 世界では、ロシアのウクライナ侵略が続けられ、イスラエルによるガザ地区攻撃が止みません。人類は全く愚かです。戦争は20世紀で終わったものと思っていたら、独裁者が輩出して、勝手に侵略戦争を起しています。人類は地球人として、平和な地球を目指したいものです。この地球から核兵器を全廃しましょう。芹沢文学は戦争反対です。

 芹沢文学読書会を細々と継続して行きます。今回の読書会も、『思い出すこと』の批評の二

を読み語ります。残暑ですが、お元気に読書会にお出掛け下さい。


169芹沢文学読書会


@日時: 98 (午前10~12[平常は第2日曜日午前です]

A会場大分県立図書館研修室 No.1 [*平常は研修室No.5 です]

B内容[I]芹沢文学に関する話題や情報 10:00~10:10 am 自由に話す。

[U]芹沢文学読書会 10:10~12:00 am 参加者で輪読

テキスト@「五宗教をテーマの作品だというけれど」A「六仏訳された小説」

@は、『芹沢光治良文学館』の第三巻で、長編小説の『懺悔紀』『孤絶』『離愁』が収録されています。これらは、宗教をテーマに創作したものではないと言い、結核闘病と夫婦愛の作品として評価。

Aは第四巻で、『愛と死の書』『愛と死の蔭に』『サムライの末裔』が収録されています。『巴里に死す』や『サムライの末裔』は仏訳された作品です。合本『愛と死の蔭に』は仏訳されたが未刊行になった。

初出『芹澤光治良作品集』(新潮社発行)の全16巻の月報に連載されました。昭和492~505月。

初刊本『こころの広場第三章思い出すこと』昭和 52 (1977)415新潮社発行。245頁、800円。254~261頁。

再録『芹沢光治良文学館 12平成9(1997)810新潮社発行に再録。

=次回は、1110 (2日曜日午前の予定です。=


◎同封資料随筆「この一年」芹澤光治良昭和 21 (1946)81日発行日本電報通信社発行雑誌く世界文化>八月号。 83頁。 *雑誌<世界文化>の敗戦1年後の8月号の特集「この一年」に寄稿した随筆。芹澤光治良のものは拡大 (×1.22) した。鈴木大拙と小泉信三の随筆も参考まで収録した。終戦後の一手間を回想して、家族を養うためと、読者の安否を問うために多くの作品を創作し発表したが、自省して本気な創作をしようと、二年目以後のことも書かれています。

 [資料提供/中村輝子]


芹沢文学大分友の会

ふじ

会報 No.168

令和6 (2024)825()


編集文責小串信正

168芹沢文学読書会の報告

 於大分県立図書館研修室No.1

168回の芹沢文学読書会が、714()に大分県立図書館の研修室No.5 で行われました。芹沢光治良記念文化財団の参考資料として参加者に渡しました。今回のテキストは、「思い出すこと」の二評論

@「三 パリで死んだ二人の女主人公と』」A四 人生をテーマの小説」を読み語りました。次回も継続。

◆最初期からの会員古賀孝子さんが625日に死去されました長い間、芹沢文学・大分友の会の会員として、芹沢文学読書会に参加していただいていた古賀孝子さんが、入院していましたが、 625日に急逝されました。 83歳でした。会員の皆さんと共に、御冥福をお祈りしたいと思います。ずっとお元気でしたので、残念です・・・・・・。

古賀孝子さんは、看護婦として活躍され、看護婦長とし退職されました。芹沢文学の読書会と共に、野上文学読書会にも参加してくれま

した。会員や参加者が少なくなっていますが、読書会を継続します。




令和5(2023)年度芹沢文学・大分友の会会計報告 (2023.9~2024.8)

会計報告をいたします。御了承下さい。

=

収入の部

前年度繰越  6,700

会費收入  19, 470円

寄付                16, 069円

合計    42, 239


支出の部


切手代  13,420

文具代  2,895円

コピー代 19,805円

合計   36, 120円


会計決算 30,434-23,734=6,700 (振替4197+現金2503)

会計責任小串信正・会計監査中村輝子

【現状と反省点】

@芹沢文学・大分友の会として「芹沢文学読書会」28年間継続しました。この年度には入会者は無く、会員数11名は、古賀孝子が亡くなられたので、次年度には10名になります。芹沢文学研究会と兼ねる会員は8名です。読書会への参加者は約4~6名で行っています。福岡県や中津市の会員の方も、読書会へお出掛け下さい。何か工夫して新入会員を増やしていかねばなりません。どうぞ、新会員をお誘い下さい。読書会への御意見をお寄せ下さい。

A熱心な会員の篤志の寄付で、年会費を1200円に維持して来ましたが、通信費が高くなりますので、年会費を次年度から1500円にさせて下さい。読書会には参加出来ないが、通信会員として継続してくれている人々もいます。次年度も、会報を年6回発行し、読書会を奇数月に年6回は継続して行きたいと思います。今後も御理解、御協力をよろしくお願いします。



令和6 (2024)年度の年会費の納入をお願いします(振替や持参で)

 9月から新年度になります。年会費の納入をお願いいたします。 10月から郵送費が値上げされますので、今年度の年会費から1500円に値上げいたします。御理解いただき、納入をお願いいたします。読書会に持参するか、同封の郵便振替の払込取票にて納入して下さい。寄付も受入れますが、無理をされないように。芹沢文学究会の会員の方で、芹沢文学・大分友の会にも入会いただいている方々にも会員の継続

をお願いいたします。 *どうしても退会されます方は、ハガキ等にて御一報下さい。

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2024年02月29日

芹沢文学読書会 案内通信 No. 166 2024年2月23日 (金) (令和6年)

芹沢文学読書会

案内通信

No. 166

2024223 ()

(令和6)


水仙と


菜の花も咲き


里は春


松林庵主人



2月便り

今年は元日の能登半島地震で始まりました。地震はやはり悲惨です。津波もありましたが、港が4mも隆起したのには驚きました。道路が寸断し、水道も壊滅的のようでした。

南海トラフの大地震が心配されます。原発は早く全廃して、再生可能な自然力発電を日本は確立すべきです。太陽光、水力、風力、地熱、波力などで、地球温暖化も解結しよう!

大リーグで大谷翔平や山本由伸などの日本人の活躍が期待されます。戦争やテロでなく

スポーツでの闘いを楽しみたいものです。パリ・オリンピックもあります・・・・・。


 芹沢光治良先生の没後30年が過ぎようとしています。若い人々にも愛読してもらいた

いものです。今年も芹沢文学読書会を継続して行きます。今回の読書会で、随想集『文学

者の運命』の随想を読み終わります。温かい春です、お元気に読書会にお出掛け下さい。


第166回芹沢文学読書会

@日時 ; 310 (午前10~12[*通常は第2日曜日午前です〕

A会場大分県立図書館研修室 No.5 [*平常は研修室No.5 です〕

B内容I芹沢文学に関する話題や情報 10:00~10:10 am 自由に話す。

U芹沢文学読書会 10:10~11:40 11:45~12:00 am 輪読

テキスト随想@「わが書斎の珈琲はうまかった」随想A「他人の原稿を読んで」

*随想@は、書斎を訪ねて、コーヒーを味わった作家に伊藤整君がいて、『ユリシーズ』を共訳した永松定君、荒木巍君も書斎に来訪したが、その後のことが批評されている。荒木君に紹介された島木健作氏のことも書かれている。三人三様の生き様が回想されています。随想Aは、他人の原稿を読んだことを回想して、阿部光子、I君のことを書いています。 N君も度々書斎に来訪したが、原稿は読まなかった・・・・・。


初出『ノーベル賞文学全集』 (主婦の友社発行の月報を単行本にする時に、加筆されたものです。


初刊本/『文学者の運命』昭和 48 (1973)610主婦の友社発行。244頁、 680円。

再録『芹沢光治良文学館12平成9(1997)810新潮社発行に再録。 130~139頁。

次回は、 519(2日曜日が母の日のため第3日曜日午前の予定です。


◎同封資料「世界を相手にする作品ノーベル賞候補作品推薦について-芹澤光治良昭和 30 (1955)41河出書房発行雑誌<文藝> 56~57頁。 *文芸雑誌<文藝>に編集部から求められて、ペンクラブで谷崎潤一郎をノーベル賞に推薦したことから書き始めて、日本文学の将来について論じた一文です。

当時は『巴里に死す』が仏訳されていて、ノーベル文学賞に一番近かったのです。

[資料提供/中村輝子]


芹沢文学大分友の会

会報

No.165

ふじ

令和6 (2024)223 ()


編集・文責小串信正(おぐしのぶまさ)


芹沢文学読書会の報告於大分県立図書館・研修室.2

165

 114(に、大分県立図書館の研修室 No.5で第165回の芹沢文学読書会が行われました。

芹沢文学館の頃の会報「芹沢・井上文学館友の会会報 156を今回も参考資料として参加者に渡しました。連載芹沢文学入門 81 「長編小説『生ける日の歓び』」 (小串信正)が掲載されている。

 今回のテキストも、『文学者の運命』の二随想で、「小説家の不運」「改造友の会の頃」を読み語りました。「小説家の不運」には、林芙美子が心配して、文壇の作家に紹介しようと、誘ってくれたこと新築した家に川端康成に誘われて一回のみ訪ねたことも書かれていました。「改造友の会の頃」には、第二作目や朝日新聞の夕刊小説を連載させてもらったことなどは、幸運だったと回想した。改造の懸賞小説に当選した人々が「改造友の会」をつくり参加したが、改造社から文芸雑誌<文藝が発行されたが、友の会の人の作品は余り掲載されなかったとか。友の会の荒木君と大谷藤子さんとは親しくした。モダニズムのR君は川端康成氏からひどい仕打ちを受けて小説家を廃業したことなども書かれています。次回も、『文学者の運命』の二随筆を読み語り、完読します。どうぞ、都合をつけて芹沢文学読書会に御参加下さい。


令和5(2023)年度の年会費の納入をお願いします(振替や持参で)

9月からの新年度年会費が未納の方は納入をお願いいたします。篤志者の寄付により今年度の年会費も1200円に止めていますので、納入をお願いいたします。同封の郵便振払込取扱票にて納入して下さい。寄付も受入れますが、無理をされないように。芹沢文学研究会の会員の方で、芹沢文学・大分友の会にも入会いただいている方々にも会員の継続をお願いいたします。 *どうしても退会されます方は、ハガキ等にて御一報下さい。


【芹沢文学案内 No.109新潮社版『芹澤光治良作品集』の月報「思いだすこと」昭和492月から翌505月に、新潮社から『芹澤光治良作品集』が全16巻で出版されました。各巻の月報に「各巻に、その巻に収録した作品に関連

して、感想や思い出等を十枚前後ものし」たものですが、それは随筆集『こころの広場』に収録され、昭和52 (1977) 415日に新潮社から出版されました。この『こころの広場』は、没後の新潮社版『芹沢光治良文学館 12(平成9810日発行)の「エッセイこころの広場」にも再録されました。「こころの広場」の第三章「思い出すこと」(239~298)です。この5月からの芹沢文学読書会でのテキストとして、二章ずつ読み語りたいと思います。「一『海に鳴る碑』と『愛と知と悲しみと』」、「二 青春小説」、「三 パリで死んだ二人の女主人公」、「四 人生をテーマの小説」、「五 宗教をテーマの作品だというけれど」、「六 仏訳された小説」、「七 『われに背くとも』と『遠ざかった明日』との余韻」「八 短篇小説について」、「九随想について」、「十「人間の運命』のモデルについて」、「十一親と子との関係について」、「十二 次郎の厄介になった叔父夫婦」、「十三私の裡に棲む鬼」、「十四ソルボンヌ大学で」、「十五役所時代のこと」、「十六著作集の読者へ」 16 章です。

 この月報には、代表作についての作者自身による解説が書かれていて、非常に貴重な作品案内と言えます。特に十六には、著作集の読者への手紙の返事として、作品集に収録されなかった多くの作品について書かれています。最後に、大河小説『人間の運命」が、最終的には全十六巻であることが明記されています。新潮社からも、16巻の『人間の運命』を出版して欲しいものです。

posted by セリブン at 10:11| Comment(0) | 芹沢文学読書会 大分

2023年12月28日

芹沢文学読書会 案内通信第165号


案内通信

No. 165

20231222 ()

(令5)


師走なり・・・

会報作る

大雪(ゆき)の中

松林庵主人


12月便り

急に寒くなり、大雪が降りました。師走となり、来年1月に行われる芹沢文学読書会の会報を寒さに耐えながら作成しています。 10cmは積もりましたが、午後から晴れて来たので、もう溶けてはいます。地球温暖化で記録的な夏の暑さでしたが、大陸からの寒波で北海道から中国地方、そして九州北東にもにも大雪が降っているのです・・・。雪も大変です。

 大リーグで活躍している二刀流の大谷翔平が、 10年で7億ドル (1015億円もの契約でド

ジャースに移籍したことが大変な話題になっています。ところが今日、日本の大エースの山本由伸がドジャースと契約したとのニュースが伝えられています。平和な話題です・・・。

 来年も芹沢文学読書会を継続して行きます。読書会は、随想集『文学者の運命』の随想を二つずつ読み語っています。次回は正月ですが、お元気に読書会にお出掛け下さい。


第165回・芹沢文学読書会


@日時 1 14  (午前10~12*通常は第2日曜日午前です〕

A会場;大分県立図書館研修室 No. 5 [*平常は研修室No.5 です]

B内容: [I]芹沢文学に関する話題や情報     10:00~10:10 am

山巍W

U芹沢文学読書会 10:10~11:40 11:45~12:00 am 輪読

テキスト随想@「小説家の不運」随想A「改造友の会の頃」

*随想@は、「小説家の不運」として、林芙美子のことから書き出し、荒木巍(たかし)や広津和郎、そして川端康成のことも書かれている。「懸賞で文壇に出たのが不運」だと言われたが、「私には幸運」だったと回想。

随想Aは、「改造友の会の頃」を回想し、荒木荒木巍や大谷藤子に親しみ、 R 君が川端康成からひどい仕打ちを受けて、文学精神を失い創作をあきらめたことなども書かれている・・・。

初出『ノーベル賞文学全集』(主婦の友社発行の月報を単行本にする時に、加筆されたものです。

初刊本『文学者の運命』昭和 48 (1973) 610主婦の友社発行。244頁、 680円。

再録『芹沢光治良文学館12平成9(1997)810新潮社発行に再録。 120~129頁。

=次回は、310 (2日曜日午前の予定です。



◎同封資料鈴木秀子対談集『ごきげんいかが?「あとがき」山田尭子略歴「芹沢光治良」「鈴木秀子」巻頭写真昭和 57 (1982)35日広論社発行。 194~197頁。 *聖心女子大学助教授鈴木秀子先生が、四人の方々と対談したものが活字化されて収録された対談集です。対談そのものは紹介出来ませんが、広論社編集長山田尭子さんが書いた「あとがき」等を同封資料とします。[資料提供/中村輝子]


芹沢文学大分友の会

会報 No.164

令和5(2023)1222 ()

編集文責小串信正

ふじ

164芹沢文学読書会の報告於大分県立図書館研修室No.2


164回の芹沢文学読書会が1112()に、大分県立図書館の研修室 .2 で行われました。小倉の金さんが久し振りに参加し、熱心に芹沢文学の読書会が行われました。芹沢文学館の頃会報「芹沢・井上文学館会報 155を今回も参考資料として参加者に渡しました。連載芹沢文学入門 80「長編小説『愛と知とかなしみと』」 (小串信正)が掲載されている。今回のテキストも、『文学者の運命』の二随想で、「前章ではおわらなかった」「小説家の運」を読み語りました。「前章ではおわらなかった」には、いよいよ大河小説の創作に取組み、フランクフルトでのペンクラブの国際大会に参加して、帰路にパリに滞在。仏訳出版が難しいことを知る。帰国して巴金さんが来訪し、『愛と知とか

なしみと』を先に書くことになった。第一巻「父と子」の出版で、新潮社の佐藤社長に会い励まされます。「小説家の運」には、市河彦太郎の縁で、新進作家の林芙美子との交流が始まったことが回想されています。林芙美子が評価されたことが、小説家の運の例か、少し疑問でしたが...

次回も、『文学者の運命』の二随筆を読み語ります。どうぞ、良い年をお迎えください。


令和5(2023)年度の年会費の納入をお願いします(振替や持参で)

9月からの新年度年会費が未納の方は納入をお願いいたします。篤志者の寄付により

今年度の年会費も1200円に止めていますので、納入をお願いいたします。同封の郵便振替の払込取扱票にて納入して下さい。寄付も受入れますが、無理をされないように。芹沢文学

研究会の会員の方で、芹沢文学大分友の会にも入会いただいている方々にも会員の継続をお

願いいたします。 *どうしても退会されます方は、ハガキ等にて御一報下さい。

【芹沢文学案内 No.108沼津市芹沢光治良記念館の企画展後記(2の図録の紹介

 沼津市芹沢光治良記念館の令和5年度の企画展第2回が、1215~令和6531日に開催されています。今年は「沼津市制100周年記念」で、「沼津ゆかりの文学者たち」の企画展が展示されているのです。その『図録』の冊子を

お送りいただきましたので御紹介します。企画展のチラシは既にお渡ししました。

 沼津市は市制が始まって今年が100年の記念すべき年に当たり、ゆかりの文学者たちをまとめて展示しているのです。「名誉市民である作家の芹沢光治良、井上靖、詩人の大岡信の三氏を中心に、本市にゆかりのある様々の文学者とその作品を紹介いたします。」と序に書かれていますが、歌人明石海人・大岡博、作家太宰治田中英光曽根圭介・宇佐見りんも展示されているようです。別紙の資料「主な沼津ゆかりの文学者たち一覧表(近・現代編)」や「沼津ゆかりの文学 MAP (近現代編)も冊子に挟まれていました。

 芹沢光治良・井上靖・大岡信は三人とも日本ペンクラブの会長を務め、広く知られています。井上靖大岡信は沼津生まれではなく、旧制沼津中学で学んだのです。芹沢光治良は沼津市に生まれ旧制沼津中学で学び、墓も沼津市にあるので、沼津市が生んだ文学者の代表と言えます。歌人の若山牧水は沼津市生まれではないですが、沼津市に住み、死去して、墓もあるので、この企画展の一人として詳しく紹介すべきであったと思います。沼津市は大いに牧水を顕彰すべきです。

 芹沢光治良では、原市長との対談、短編小説「老女の恋文」、色紙、随筆「異郷に浮ぶ冨士」、初期作品短篇集『ブルジョア結核患者』、井上靖宛電報、井上靖宛書簡・葉書、大岡信の『神の微笑』の解説、大岡博の芹沢光治良宛書簡・芹沢光治良の大岡博弔歌などが収録されています。

posted by セリブン at 17:07| Comment(0) | 芹沢文学読書会 大分