5月25日田村正義氏の講演会には、三重県や名古屋からもお越しいただき25名集まりました。芹沢文学との出会いや芹沢文学愛好会との出会い、その当時は、芹沢文学研究会と言っていましたが、その会報を芹沢先生が偶然読み、それをきっかけにして、個人的に付き合うようになったきっかけからさまざまな話を聞きました。
話しを聞いているうちに『人間の運命』で先生の書斎に訪ねて来た若者が話を聞きに集まったあのシーンを彷彿させる内容でした。
また、愛好会に来られた先生の様子を聞いて芹沢光治良先生は芹沢文学の読者である芹沢光治良文学愛好会をとても愛してくれたということがわかりました。
これも田村氏の個人的な交際から愛読者へ広がったと思います。また愛好会の諸先輩では、芹沢先生と個人的な付き合いがあった方がいらっしゃいます。その先輩方々のおかげで芹沢文学愛好会との関係が深まったと思います。
芹沢先生の作品をこれからも読み続けます。
芹沢光治良文学愛好会 豊田英文