seri1.jpg unmei6.jpg 月例会: 芹沢光治良文学愛好会

2019年11月11日

2019年(令和元年)11月   通信NO.508 11月17日(日)です。


11月だより     
 お元気ですかー筆者は今日までやむを得ない仕事及び入院時を除き、私用のために「月例読書会」を欠席したことは
ありませんでしたが、先月は欠席しました。故郷の南魚沼市(新潟県)で、10月19日(土)には中学校の同級会、翌20日
(日)は高校のクラス会が、古稀記念として行われ参加してきました。中学の卒業生は250人程でしたが、亡くなられた方
が既に23人、住所不明が20人で、出席者は83人でした。高校はクラス会のため54人中参加者は19人でしたが、故人と
なられた方が5人、住所不明者が8人いました。最後の団塊の世代の私たちは、高校への進学者は半数程度でした。現
在地元にいる方は3割程度とのことでした。気兼ねのない同期生の渦中におりますと方言を愉しみ、かつ懐かしみ、故に
自由闊達な学生時代に戻ることができ会話が弾みました。「ぶちやる」(捨てる)、「だすけー」(だから)、「めごい」(可愛い)、
「せつらがない」(せわしい)、「ぼちや」(風呂)など魚沼の方言を耳にする度に瞼の奥に言い知れない温かな感情と故郷
の平安な情景が浮かんでまいります。それは方言と特色あるイントネーションの世界に浸ることであり、あたかも青春時代を
取り戻したような機運になりました。一方私は今回の同級会に際し、小学生のころから、わが実家の旧宅から毎日仰ぎ見て
いた上杉景勝及び直江兼続等の山城であります、坂戸山(さかどやま)に50年振りに登りたいとシューズや服装を整え、
後は当日の天気次第と心待ちにしておりましたが、残念ながら雨模様のために断念することになりました。坂戸山(634m
=東京スカイツリーの高さ)は麓との標高差は470m程の山ですが、いまでも郷愁を誘う里山です。 灯火親しむ候となり
ました。今月も例会に出席し読後感を語り合いましよう。 どうぞ皆様の参加をお待ちしております。
第508回 ● 芹 沢 光 治 良 文 学 ● ご案内
  口日時・・・・・11月17日(日)13:00〜17:00 参加費 500円
    口会場・・・・・三鷹市市民協働センター 第2会議室(2F)
   東京都三鷹市下連雀4-7-23 TEL:0422-46-0048
   
   アクセス‥・中央線三鷹駅下車南口から徒歩15分
  ロテキスト‥‥・短編小説「霧のおりるまで」
         小説公園昭和29年1月号(第5巻・第1号)
  口司会・ ・ ・・・・内藤正子(ないとうまさこ)
◆11月の送付資料

(1)長編小説『麓の景色』スタイル昭和30年6月号スタイル社・・・・・・第6回/全12回
(2)短編小説「ソクラテスの妻」小説新潮昭和25年5月號(第4巻・第5號)新潮社‥‥‥12月のテキスト
(3)新聞記事不破久温(ふわ ひさよし)「リベラリストの人格の交流」
            沼津朝日令和元年(2019年)10月10日(木曜日)
(4)芹沢光治良/東京朝日新聞・掲載資料(関連記事を含む)・年代順・・・・・第2回
 @わが文論壇人からナチスに抗議焚書(ふんしよ)は「文化の破壊」・‥朝刊昭和8年5月14日(日曜日)
 A「米佛文壇人にも参加者を勧誘ナチスへの抗議運動具體化来月始めに發會式」
                                  ・・・・・・朝刊昭和8年5月22日(月曜日)
 B「ナチスへの抗議文 鉾を一轉、文部省へ文、論壇のお歴々七十余名自由同盟の結成決議」
                                  ・・・・・・朝刊昭和8年6月3日(土曜日)
次回は、12月22日(日)13:00〜17:00です。
テキストは、今月の送付資料の短編小説「ソクラテスの妻」小説新潮昭和25年5月號(第5巻・第5號)の予定です。
       なお例会後、「忘年会」を予定しています。会場や会費等の詳細は、12月の会報でお知らせします。
◆「芹沢光治良/朝日新聞掲載資料年代順(他者記事も含む)」について
 先月から皆様に届けしています標記の資料ですが、今日まで見えてこなかった作家芹沢光治良の一側面の真意が提
示されたのではないでしょうか。特に昭和8年5月14日の「わが文論壇人からナチスに抗議焚書は『文化の破壊』」の記事
から長谷川如是閑、藤森茂吉、川端康成、谷川徹三、三木清等ともに名を連ねています。一方、長編少女小説『けなげな
娘達』昭和18年2月発行偕成社の「まえがき」には「−この小説の発端を書いて間もなく、米英に対するご詔勅を拝しま
したが、その時の感激は、生涯忘れることができません。その感激も恐らくこの小説に或る光をなげていることと信じます。
−」と述べておりますが、これは言論への弾圧が強まった時期でもあり、発刊が危ぶまれた状況を察しての事であったので
しょう。なお、このナチスへの抗議は、同封の資料のとおり、大佛次郎や久米正雄等も参加することになります。
芹沢光治良文学愛好会

 代表鈴木春雄 E-Mail
posted by セリブン at 08:03| Comment(0) | 月例会

2019年10月18日

第507回月例会は10月20日(日)です。

2019年(令和元年)10月
   通信No.507
10月だより
 お元気ですかーラグビー・ワールドカップでの日本の快進撃が続き、ラグビーが放つ特有のノーサイドと言う言語空間
の在りようと、そのスポーツの醍醐味に触れ、日本列島は歓喜に包まれていますが、未だにルールさえ分かっていない私
でさえもテレビ観戦し秋空のような晴れやかな気分になるから不思議です。 書斎の書架に比較文学者の島田謹二氏の
著作が2冊あります。両者ともに朝日新聞刊です。『アメリカにおける秋山真之』(1969年刊)と『ロシアにおける広瀬武夫』(19
70年刊)であります。2編ともに2段組みで698頁、490頁の大書でしたが、同じころ『人間の運命』と司馬遼太郎の『坂の上の
雲』(全6巻)は既に興味をもって読了していました。大正14年にパリでの義兄弟の契り結んだ芹沢光治良先生と百武源
吾提督の経緯も筆者の探究を駆り立て、百武大将の人間的魅力に引かれたものでした。こうした時間の流れのなかにっ
て、百武大将と同郷で海軍兵学校の後輩の石井稔氏(愛好会々員)による『異色の提督百武源吾』が昭和57年12月に
再版され、それを読みながら、芹沢先生と同様に百武大将は自己顕示欲がなく、目立つことが嫌いな人柄であることを知
り、その人望に魅了されました。前述した島田謹二氏の著書である『アメリカにおける秋山真之』を頁をめくっていると昭和
52年12月9日付の朝日新聞・夕刊に島田氏の「秋山真之の報告文学」の切り抜きが見つかりました。当時この新聞記事を読
み2冊とも珍しい段ボール函入りの本を古本屋で求めたのでしょう。秋山と広瀬の2人の海軍士官は、日本海海戦に参戦
していましたが、秋山は海戦の参謀として活躍し、広瀬武夫は第二回旅順囗閉塞作戦により戦死しています。私はロシア人
の恋人アリアズナとのこともあり広瀬武夫に人間的魅力を感じておりました。このように芹沢文学から百武源吾と言う海軍
提督を知りその派生効果によって、前述の秋山や広瀬、そして百武のような人柄とリベラルな孤高の海軍大将山梨勝之進
への導きが生まれました。こうして読書への関心は益々広がりました。 読書の秋です。どうぞ例会に参加ください。
       第50了回 ● 芹 沢 光 治 良 文 学 愛 好 会 ● ご案内
         口日時‥‥‥10月20日(日)13:00〜17:00 参加費:500円
         口会場‥‥‥三鷹市市民協働センター 第2会議室(2F)
           ●東京都三鷹市下連雀4-7-23 TEL:0422-46-0048
           ●当日連絡先:090-2322-5722代表鈴木春雄
           ●アクセス‥・中央線三鷹駅下車南口から徒歩15分
  口司会……豊田英文(とよだひでふみ)
  ロテキスト‥‥・短編小説「善意」別冊・文藝春秋 第十六號小説二十人集
                   昭和25年5月23日発行 文藝春秋新社‥‥‥9月の送付資料
◆10月の送付資料
 (1)長編小説『麓の景色』スタイル昭和30年5月号スタイル社‥‥‥第5回/全12回
 (2)短編小説「霧のおりるまで」小説公園昭和29年1月号(第5巻・第1号)六興出版社‥・11月のテキスト
 (3)講演録「武郎先生の思い出」有島武郎記念講演会昭和39年6月6日会場:中央大学
      有島武郎記念誌・第3集昭和41年2月10日発行発行所:有島武郎記念会(札幌市)
 (4)芹沢光治良/朝日新聞・掲載資料(関連記事を含む)
 @夕刊中編小説「明日を逐うて」第1回(昭和6年4月16日(木)第46回昭和6年6月16日(木)(完結)
 A朝刊杉山平助文芸時評「漁村の階級問題」一藤澤氏の「漁夫」を読むー‥・昭和7年2月27日(土曜日)
 《次回は、11月17日(日)13:00〜17:00です。 テキストは、今月の送付資料の
             短編小説「霧のおりるまで」小説公園昭和29年1月号(第5巻・第1号)の予定です。》
ダイヤ芹沢光治良/朝日新聞掲載資料年代順(他者記事も含む)
  芹沢光治良の人と文学の記事が掲載された朝日新聞の掲載資料を今月から約3年にわたり、年代順に会報に同封し
  お届け致します。なお芹沢光治良本人だけではなく、他者の記事も含みます。なお掲載部分の全面と掲載記事を拡
  大した部分も収録し編綴しています。したがって、掲載部分の全面を読むことによって、当時の政治経済や広告等に
  よって、日本を始め世界の時局や社会情勢の一端を垣間見ることができるのではないかと思います。今後長期間にな
  りますが、順次「毎日新聞」や「読売新聞」にもその範囲を拡大し会員の皆様に提供できたらと念じています。
事務局
芹沢光治良文学愛好会 代表鈴木春雄

E-Mail:

posted by セリブン at 07:42| Comment(0) | 月例会

2019年09月20日

2019年年9月月例会


2019年(令和元年)9月
  通信No.506
9月だより
 お元気ですか一初秋の気配を感じる時節となりました。自宅の森次郎文庫に佇みながら、何故か荘厳な教会音楽を聞
きたくなり、16曲の小品集「アヴエ・マリアー聖なる調ベー」をCDラックから選び、その音楽世界に聴き入っておりましたが、
ふと掌にした「婦人公論」昭和9年7月號の芹沢光治良のコント(仏語:短編よりもさらに短い小説)「みづぎ」を読みなが
ら、「部厚い雑誌だな‥・」と頁数を見ますと528頁でした。そして時代背景と頁数は関連するのだろうかと文庫内の「婦人
公論」の頁数を調べて見ましたら、昭和11年2月號(548頁:随筆「彼女」)、昭和14年10月號(470頁:長編「美しき秩序」
第1回)、昭和16年3月號(320頁:随筆「早春に遠き人を想う」)、昭和17年1月號(208頁:長編「巴里に死す」第1回)、
昭和17年12月號(180頁:長編「巴里に死す」第12回・完結)、昭和24年3月号(96頁:中編「閉された扉」第1回)、昭和
26年9月号(198頁:随筆「娘たちへ贈る」第1回)、昭和34年3月号(392頁:座談会「われらは模範PTA会長さん」)、昭
和38年5月号(随筆「娘のリサイタル」)、昭和16年12月8日の真珠湾攻撃によって、太平洋戦争になりましたが、「巴里に
死す」は昭和17年1月號から1年間連載され、伏せ宇もなく完結しましたが、急激な頁数の減少はありませんでした。とこ
ろで文庫内の雑誌の中で、最も頁数の多いのは、昭和7年4月號の「改造」で750頁あり、厚さは3.5cmとなっています。こ
れには、付録として「最新・世界人名辞典」(403頁)が収録されています。なお、詳細については同封の参考文献をご覧
ください。 今月の読書会は、9月23日の「秋分の日」ですので、お間違いのなきようお願い致します。
第506回 ● 芹 沢 光 治 良 文 学 愛 好 会 ● ご案内
   口日時……9月23日(秋分の日)13:00〜17:00 参加費:500円
        口会場‥‥‥三鷹市市民協働センター 第2会議室(2F)
          ●東京都三鷹市下連雀4-7-23 TEL:0422-46-0048
          ●当日連絡先:090-2322-5722代表鈴木春雄
          らアクセス‥・中央線三鷹駅下車南口から徒歩15分
口司会……大川光子(おおかわみつこ)
  ロテキスト‥‥・短編小説「化粧」長・短編集『産れた上地』付録 昭和17年9月20日初版発行日本文林社
●9月の送付資料
 (1)長編小説『麓の景色』スタイル昭和30年4月号スタイル社‥‥‥第4回(全12回)
 (2)短編小説「善意」別冊・文藝春秋 第十六號 昭和25年5月23日発行 文藝春秋新社‥・10月のテキスト
 (3)リーフレット 令和元年度芹沢光治良文学講演会講師:桜美林大学教授勝呂奏
         「芹沢光治良と川端康成」−それぞれの文学について−11月2日(土)13:30〜16:00
         会場 沼津市立図書館視聴覚ホール(4F)沼津市三枚橋町9-1
 (4)新聞記事折笠公徳「光治良先生との出会い」沼津朝日2019年(令和元年)8月20日(火曜日)
  (5)芹沢光治良 時代背景における「婦人公論」の総ページ数の変遷‥‥‥参考文献(会報の前書き)
  次回は、10月20日(日)13:00〜17:00です。テキストは、今月の送付資料の短編小説「善意」
      別冊・文藝春秋 第十六號小説二十人集 昭和25年5月23日発行 文藝春秋新社の予定です。l
?芹沢光治良文学愛好会/令和元年度・第1回「幹事会」の開催案内
 標記について、下記のとおり行いますので、幹事の方は出席ください。 なお9月18日(水)に、E-Mailにて、再度ご案内し
ますので、E-Mailて出欠の有無を21日(土)までに、ご返信ください。よろしくお願い致します。
                  「令和元年度/第1回「幹事会」の開催案内」
時場
〇日時 9月23日(祝)10:00〜12:00           〇議題 当日レジュメにて配布します。
〇会場 三鷹市市民協働センター ワークサロン(1F)   〇出欠 E-MaVこて出欠の有無を21日(土)までに、ご返信下さい。

月例読書会/開催日とテキスト名
 〇10月20日(日)13:00〜17:00 短編小説「善意」 別冊・文藝春秋第十六號昭和25年5月23口発行‥・9月の送付資料
 〇11月17日(日)13:00〜17:00 短編小説「霧のおりるまで」小説公園昭和29年1月号‥・10月の送付資料(予定)
 〇12月22日(日)13:00〜17:00 短編小説「ソクラテスの妻」小説新潮昭和25年5月號‥・11月の送付資料(予定)
 事 務 局


 

芹沢光治良文学愛好会 代表鈴木春雄

E-Mail:

posted by セリブン at 14:13| Comment(0) | 月例会