seri1.jpg unmei6.jpg リレー随筆 No340: 芹沢光治良文学愛好会

2012年09月18日

リレー随筆 No340

  芹沢光治良文学愛好会の月例会の会報が送られて来ました。
 舘 洋子さんの「日々雑感」です。

 舘さんが人間の運命に引き寄せられた時に、「レコードコンサート」に通い出しました。
この中で興味深いのは、戦後焼け野原から出発したレコード店主のところに進駐軍の将校がレコードを届けに来たとあります。将校の妻の母校かであるイーストマン音楽院から取り寄せたとあります。
 
 戦争のあと、アメリカから進駐してきたアメリカ兵。こういう形で、文化の芽を育んでくれたのは、アメリカといいう国の度量の深さです。
歴史が浅い国、文化的にはあまり良くないと言われますが、アメリカ人の中には、こうやってコツコツと文化を育ている人がいると改めて思いました。
 アメリカという言葉で、ひとくくりに出来ない多様さがあります。

 私たちも、相手の方々の出身だけで判断しないで、いろいろな考えを持たれているという多様性を意識したいと思います。
 
 また、将校の妻の出身のイーストマン音楽院とは、特に管楽器の世界では有名で、アメリカのプロオーケストラのほとんどは、イーストマン音楽院出身と言っても良いと思います。

 日本は、所さんの「笑ってこらえて」という番組で見てのとおり、吹奏楽がとても盛んです。その日本の吹奏楽の原型は、イーストマン音楽院のイーストマンウインドアンサンブルです。
 吹奏楽の編成、選曲、音楽は、将校の奥方出身のイーストマンウインドアンサンブルがお手本になっています。

アメリカの東海岸には、世界的な音楽院がたくさんあります。ジュリアードやカーティスなど良く耳にしますが、イーストマン音楽院は、ロチェスターフィルハーモニーやイーストマンウインドアンサンブルを持ち、合奏、アンサンブルでの演奏活動も活発です。

 戦後荒れ果て、夢も希望ももてない地でのレコードコンサートは芹沢光治良先生の短編で取り扱われるようですね。

 月例会
 
422回の月例会は、9月23日(日) 13:00〜17:00
 東中野区民活動センター 洋室1,2(1階)
 東京都中野区東中野4-25-5-101 電話03−3364−6677
 JR総武線 東中野駅下車 徒歩8分
 地下鉄 東西線 落合下車 徒歩3分
 地下鉄 都営大江戸線 東中野駅下車 徒歩10分

 テキスト 文学批評 鼎談 「日本文学の海外進出」 芹沢光治良・石坂洋次郎・河盛好蔵

 テキストは会場に用意してあります。

 皆様のお越しをお待ちしています。

 
 問い合わせ mori-zirou@serizawabungakuaikoukai.jp
posted by セリブン at 09:06| Comment(0) | リレー随筆
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