今日は、私が勤務する学校で、『風林火山』を練習した。試験一週間前ですけど、10月27日(土)近くのこの辺では大きなショッピングセンターで演奏する予定なので、放課後一時間半だけの練習です。テーマ音楽は、NHK交響楽団で、私の学校の演奏の差にただ呆然とします。家に帰って、『風林火山』を見ようとしました。考えてみれば、唯一ニュース以外で見るテレビ番組でしたが、3週間も見ていませんでした。今から振り返ると、全国大会の準備で忙しかったと思います。でもその時は、夢中で忙しいとはおもいませんでした。私が大好きな芹沢光治良についての事です。忙しくて嬉しかったというのが、素直な気持ちです。
ところで、この日の挨拶は、芹沢文学館 館長 松本亮三氏にも、お願いしました。松本館長は、「館長になってはや5年もたちました。さて、このように芹沢文学愛好会が30周年も続いたのは、芹沢光治良という作家が持つ魅力でしょう。今回のポスターには『魂を浄化する良心の文学』とコピーされています。」と作家の魅力を『良心の文学』にあると指摘されています。このコピーを作成した池田氏の芹沢光治良の見方は、本質をとらえていると私は思ってましたが、松本館長もまさしくそのように思っていたのですね。嬉しかったです。
この挨拶で松本館長は現代人の特質について述べています。それは、挨拶の終わりの部分で「油断すると汚れやすい魂を持ち、また良心を失いやすい現代の日本にとってまさに魂を浄化する良心の文学」とまとめてくれました。
館長が言う「油断していると汚れやすい」という点は、私達はしっかり肝に銘じて行きたいと思います。
ボクシングの世界では、Kという二十歳に満たないボクサーの事で話題に上がっています。Kは、セコンドから反則を示唆され世界戦というまさしくボクシングでの聖なる場でも当たり前のように反則行為を行ってしまうのは、まさしくあの父親の背中を見て育ったことだと思いますが、Kも「油断していると汚れ」てしまったのだろう。
私はあの父親がなぜあれほど社会に対して斜にかまえて、突っ張っているのか。それも若くない、おそらく40代の男だと思います。K自身よりは、父親がこれまで育ってきた過程に関心を持ってしまう。
また、Kはあの個性で人気を得ていたのも事実です。遠慮ないひどい物言いを称賛していた多くのKファンの人は、どう思っているのだろうか?
愛好会の会員である山本正夫氏と若い人の常識が無い傾向が強いと話した事があります。山本氏は若い子が悪いのではなく大人がよくないと私に話しました。若い子は、大人のまねをしているだけだと教えてくれました。今回のK家は、やはり父親のボクシングの取り組み方に大きい問題があったと思います。Kの父親もマスコミにのる前は、そうでなかったと思います。しかしKの父親は典型的な普通の「油断すると汚れやすい魂を持ち、また良心を失いやすい現代」人ではないかと思います。
報告ということでありましたが、話しがそれてしまいました。すみません。
私の挨拶に代えていただきたいと思います。
投稿者: 管理人 日時: 2007年10月17日 21:18
2007年10月17日
第6回芹沢光治良愛読者全国交流会報告4
posted by セリブン at 21:18| Comment(0)
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