seri1.jpg unmei6.jpg 芹沢光治良氏のフランス留学の生活: 芹沢光治良文学愛好会

2007年04月15日

芹沢光治良氏のフランス留学の生活

 芹沢光治良氏は、その代表作『人間の運命』にフランス時代の留学生活について書かれていないので、その詳細はなかなかわかりません。芹沢光治良氏が何かの折に書いたものを整理して、その留学時代にふれる事が出来ればHPで書き出していきたいと思います。本日は、芹沢先生がボアロー街で一緒に下宿していた人を紹介します。

 昭和22年10月1日発行「婦人世界」10月号(ロマンス社)より

 芹沢先生がパリで下宿したのは、ボアロー街。老文学者ベレソール氏と市役所の役人、十歳ばかりの少年を連れた一人の夫人が下宿していた。

 この夫人の名はルネ夫人(34〜5歳)といい、少年の名はミッチェルといいます。彼女は戦争未亡人であり、主人は内務省の役人だった。ミッチェルは、早く生まれ、何処か弱くて、、夫人は育てるのに苦労したそうです。

 ルネ夫人の家兄は、フランス農林省の林政局長をしていたそうで芹沢光治良先生は、農林省の嘱託事務という立場で、夫人の兄さんに頼んでナンシーの農林学校の卒業生と、ある夏十日間国有林で過ごしたそうです。

 こんなことから芹沢光治良先生は、夫人一家と親しくなったそうです。ルネ夫人は芹沢光治良先生達が帰国してからも年に数回便りをくれた間柄だそうです。



 愛好会会員N様。貴重な情報をメールでいただきましたが、そのメールを受けたパソコンが残念ながら修理中です。直りましたら、HPで公開したいと思います。

NHK教育で23時より清元の「隅田川」が放送されます。私は、見る予定です。また、同じチャンネルで21:00より「吹奏楽のススメ」があります。愛好会会員A様是非見て下さい。月例会の休憩時間で語り合いましょう。管理人の学校の定期演奏会にAさん来ていただいきました。A様の学生時代とは大部違うと話されました。確かに吹奏楽の曲も一作品40分近いものが高校生が演奏してしまう時代です。3時間半に及ぶ長い演奏会最後までつきあっていただいてありがとうございました。

 NHKといえば、「風林火山」面白いですね。最初は、原作にない部分でありましたが、原作に入ったとたん、山本勘助の雰囲気が変わったのは原作の力ですね。

posted by セリブン at 15:46| Comment(0) | 芹沢光治良とフランス
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