芹沢文学研究会
=秋の歌=
やっと秋金木犀も咲き始む
甘い香りが庭に漂ひ
松庵
芹沢光治良記念文化財団最新情報
新着情報として、沼津市教育委員会主催「第12回芹沢光治良文学講演会(後援者北村暁子)」、最新記事「財団ニュース」として
第19回岡山芹沢文学読書会名古屋芹沢文学愛読者の会短信第230号、第1回横浜芹沢文学読書会報告が紹介されています。
「財団ニュース」として@芹沢文学研究会会報冬号no128
A文学評論連載「芹沢文学講話」 36.35が紹介されています。スマホでは小さいですが拡大して読めます。
川越・芹沢光治良文学愛読者の集い
お知らせ関連サイト静岡県沼津市作成ホームページ(沼津市芹沢光治良記念館)、芹沢文学愛読者(高啓介氏作成ホームページ、芹沢光治良文学愛好会作成ホームページ、軽井沢高原文庫ホームページ、東京都中野区作成ホームページも紹介されています。
☆沼津市芹沢光治良記念館
沼津市制100周年記念
◎令和6年企画展『人間の運命』の舞台を旅する沼津市芹沢光治良記念館
芹沢光治良の代表作『人間の運命』で描かれる沼津、東京やフランス等ゆかりの場所を特集します
期間第1回は、6月15日(土)~12月1日(日)で開催されています。第2回は、令和6年
12月2日(土)~令和7年6月1日(日)の予定。内容は変わります。
開館時間 9:00~16:30 休館日月曜日、休日の翌日、年末年始(12月28日~1月3日)。
〒410-0823 静岡県沼津市我入道蔓陀ヶ原517-1 FAX 055-932-0255 沼津市芹沢光治良記念館
沼津市教育委員会主催第12回芹沢光治良文学講演会 11月16日(土)13:30~15:30 沼津市立図書館
「物言わぬ神の意志に言葉を」講師北村暁子(新潮社元芹沢光治良担当編集者) 定員180名
芹沢光治良氏と〈神と人間シリーズ〉の本づくりをご一緒して当時のエピソードなど、編集者からみた作家・光治良についてのお話をしていただきます。
芹沢光治良記念館への電話予約、既に定員かも知れません。
星2️芹沢光治良文学愛好会の会報通信
芹沢光治良文学愛好会の例会が、東中野区民活動センターの洋室3(2階で行われています。第537回は、10月15日(日)に行われ、短編小説「あじさいの女」昭和8年7月15日発行冊小説新潮」(新潮社)をテキストにして、高村文子が司会をしました。
今回の送付資料は、1芹沢光治良文学さんぽ MAP~沼津市内~、2第2回芹沢光治良文学講演会の案内要予約入場無料、人間の運命の舞台を旅する沼津朝日2024年(令和6年)8月8日、(芹沢光治良自伝「わが青春18 「黙々とつづく避難民」[静岡新聞昭和60年(1985年)3月6日(水)]
D、A4判短編小説「あじさいの女」EA3短編小説「あじさいの女」でした。
星2️芹沢文学愛読者の会短信第26号10月6日芹沢文学愛読者の会
特集「山田武夫さんの思い出の記」各務洋司氏の追悼文が2頁で掲載されている。
会員山田武夫さん(岐阜県)が8月16日に85歳で永眠されました。山田さんは新年会の第一回
から毎年、会場予約や設置などを中心になってお世話して下さいました。
各務洋司氏が、我が人生の師であり、先輩であり、親友であり、竹馬の友であった山田さんと
の思い出を記しています。一竹馬の友、二社会人、三『人間の運命』との出会い、四芹沢文
学愛読者交流会に参加して、五芹沢文学愛読者新年会、六山田武夫さんの人柄、七ほんの少
しの恩返しの七章で書かれ、「感謝して、ご冥福をお祈りしてペンを置く」とまとめています。
星2️横浜芹沢文学読書会代表池田三省 7月14日(日) 財団ニュースに掲載されています。
『人間の運命』 1 「次郎の生いたち」第1~2章の読書会。参加者11名。 @読書会の形式(輪読形式)について、Aテキスト、B読書会のイメージ 13:00~17:00
次回からの予定 8月25日(日)13:00~ 第3章 9月15日(日)13:00~第4章。
星2️岡山芹沢文学読書会代表桑田幸真第1回 8月18日(日) 13:30~15:30 倉敷市庄公民館
連作『神の慈愛』第8章を読んだ。 9名参加。読書会内容として、「天理王の命という神はない」
「親様は世界の母」「唯一の神・宇宙を創造した神」「宗教団体の弊害」「地球の救済」「中山正善
蔵書のお金を払わなかったが、貰わなかったのは正解だった」などが報告されたようです。
◎資料@「ポンチ畫の英雄」芹澤光治良「小説新潮」昭和24年8月号新潮社発行
A文学評論連載「芹沢文学講話」 39 最期の連作D「連作のロシア語訳とと「超克』」=ロシアでとう読まれたか!
[資料提供中村輝子]芹沢文学研究会代表小串信正
連載 88
スマホで「芹沢光治良」を検索
会員便りが届かなかったので小串が書く
大分県国東市国東町小串正
暑い夏がやっと終わり、爽やかな秋の季節となりました。会員の皆さんは、お元気にお過ごしのことと思います。私も元気で、清貧な年金生活ですが、文学や哲学、郷土史等の史学の研究に、日々忙しく過ごしています。全国的な芹沢文学研究会を33年間継続し、大分県(九州)等の芹沢文学・大分友の会の芹沢文学読書会と野上文学読書会を対で、大分県立図書館の研修室で続けています。
この夏に、時代に遅れないようにとスマホを docomo で求めました。無料のドコモスマホ教室で基礎から学習しています。携帯電話は家の固定電話があれば十分とし
て持ちませんでした。 1994年にIBMが世界で初めてのスマートフォン Simon を開発してか、2007年にiphone が、2009年に Android が生まれ、2011 年頃から世界的に普及したとか。それから15年が過ぎています。現在は全地球に拡大しています。
スマホは、携帯電話とパソコンが合体して発展したものです。まず携帯して外でも便利に使えます。膨大な情報量で様々な活用が可能です。電話や写真、メールや検索、地図やゲーム等無限とも言えます。しかし、スマホ依存症となって、青少年へのデメリットが問題となっています。闇バイトで強盗殺人が多発しています…。
スマホのGoogle で「芹沢光治良」を検索してみると、概要として「生まれ」と「死去」があり、ウィキペディアで「芹沢光治良」を開け、沼津市のホームページの「芹沢光治良について」、「沼津市芹沢光治良記念館」の紹介、動画「芹沢光治良ゆかりの人文学その魅力を探る」「芹沢光治良出前講座企画展」等が見られま
す。図書には「芹沢光治良:本」の紹介、新潮社・アマゾン・勉誠社・楽天市場や電子書籍作品一覧。中野区立図書館のホームページ、一般社団法人芹沢光治良記念文化財団、芹沢光治良文学愛好会も紹介されている。記述で不正確のものもあります。
スマホをまだ使いこなせていませんが、検索で様々なことを調べるのは楽しいものです。SmartNewsで、「トップ」や「地域」のニュースを見ています。特に大リーグ・ドジャースの大谷翔平の活躍を毎日見ています。ワールドシリーズでヤンキースとの第1戦で、大谷の二塁打で同点となり、延長10回裏にフリーマンが逆転サヨナラ満塁本塁打を打ってドジャースが勝利したのを知ったのは感動的でした。
芹沢文学豆知識28、豆本『芹沢光治良先生』編著望月良夫 1994年3月23日発行
この駿河豆本は、7.3×10.6で望月良夫氏が芹沢光治良先生の一周忌の芹沢文学豆知識 24 豆墳、芹沢光治良先生』編著望月良夫 1994年3月23日発行
この駿河豆本図は、7.3×10.6で
望月良夫氏が芹沢光治良先生の一周忌の1994年(平成6年)3月23日に随春秋から発行したものです。
千葉大学医学部卒、昭和40年から沼津市立病院産婦人科部長を勤め、同47年に同市内に望月産婦人科病院を開業し、「沼津の文化を語る会」「随筆春秋」(顧問芹沢光治良)等を主宰しています。芹沢先生の講演会に参加し、便りして、東京都東中野の芹沢邸を訪ねて交流が始まり、芹沢先生の御逝去まで続けられたようです。そして一周忌の記念として『借別、芹沢光治良先生』 300円を駿河豆本の会の協力で出版したのです。
内容は巻頭に、芹沢先生の写真、自筆遺墨、芹沢家の墓の写真があり、目次に寄稿者16名が紹介されています。望月良夫、秋山公道、旭季彦、有賀博、泉貞子、井手敏彦、稲垣美、江
川富士夫、遠藤武雄、おのりきぞう、勝又典男、小谷瑞穂子、小山武夫、杉山忠平、芹沢文子、田川トク、多田三夫、中尾勇、西岡昭夫、西村滋、福尾昭子、古沢徳三、松永由紀子、望月靜文、保田祐二、柳家小満ん、そして「あとがき」です。望月氏の文には、芹沢光治良先生の「ふるさと」の一文が収録されています。また、井手敏彦沼津市長の追悼文の一節も収録されています。望月氏の追悼文は1993年1月に発行された〈医家芸術文芸特集号に所載されたものとのこと。実弟の小山武夫氏や三女芹沢文子さんの一文も収録されています。この一冊は、豆本として発行された珍本(表紙はカラー)で、会員の中村輝子さんが入手して頂いたものです。
年会費が未納の方は、同封の払込取扱票にて納入をお願いします。今年度も年会費を1800円に据置きしています。同封の郵便振替にて納入をお願いいたします。自主的な寄付も受入れます。どうぞ、よろしくお願いします。
▽新入会員の紹介その後の入会者は有りません。新入会員をお誘い下さい。
☆ 編集後記
編集責任小串信正・・・
芹沢文学研究会の会報第131(秋)号と同封資料をお届けいたします。
この夏は、各地で猛暑の日々が記録的に長く継続しました。 10月の後期になって、やっと秋の季節となりつつありますが、お元気にお過ごしのことと思います。
同封資料の「芹沢文学講話3」は、最糞の連作が、ロシア語訳『神についての三部作』としてモスクワのイノストランカ社から出版されているので、継続して批評文を書くことにしました。この連作の批評論文「超克」が、T・グリゴーリエバ氏が著作し、第三巻の巻末に出版記念論文として収録されました。この論文と野乃宮紀子氏の各巻序文やデイニチェンコ氏の書評「芹沢-聞えた人」を集録した『超克』が和訳
されて出版されているので、批評することにしました。
これからは急に寒くなるので、会員の皆さん、どうぞ御自愛下さい。