今日は、この講演会に行きました。
講演題は「芹沢光治良と有島武郎」でしたが、
変更があったようで、「巴里に死すで見る当時の巴里」と
言う内容でした。私はパリに行ったことがないので、
変更があったようで、「巴里に死すで見る当時の巴里」と
言う内容でした。私はパリに行ったことがないので、
この作品で、パリ市の地形が少しイメージできることができました。
また、当時のパリ市のカラー化された動画を
見せてもらいました。
作品の中に出てくるお茶を飲んでいるところや、紳士、淑女の
ファッションなど、やはりみるとよくイメージができました。
今のコンピューターの力で作品に出てくる場所から違う場所まで歩くと何分か分かります。
芹沢先生は、実際に見ていたのもとても興味があり、私も芹沢先生が留学していた頃の
付き合いのあった方(例えば、芹沢先生が実際にジャック・ルクリュに会っている)写真など
付き合いのあった方(例えば、芹沢先生が実際にジャック・ルクリュに会っている)写真など
を集めて、作品を読み返したりしています。
杉渕洋一先生の書かれた
「有島武郎をめぐる物語」は
大正期に飛躍した小説家・有島武郎の代表作
「有島武郎をめぐる物語」は
大正期に飛躍した小説家・有島武郎の代表作
『或る女』は、なぜ、どのような経緯で遠いフランスの地で
翻訳されたのかを言及したものです。この中に芹沢先生の話がよく出てきます。
杉渕先生の論理の展開が面白く、これだけ詰めて書かなくてはいけないんだなぁと
学者の力は素晴らしいと思っています。
タグ:芹沢光治良財団