2023年11月15日
新刊行本と講演会のお知らせ
2023年11月04日
芹沢文学読書会 No153 2021年12月19日(日)
新型コロナウイルスが日本では激減!
また新しい変異型のオミクロン株が世界的に大流行していま
す。この冬に第6波の流行となることが心配されています。
もうコロナ禍は、ここらで終息して欲しいものです。コロナウイルスもインフルエンザの
ようになり、共存して行くしかないでしょうが、平常な生活が回復することを願います。
コロナ禍ですが、マスクしアルコール消毒もして芹沢文学読書会を続けたいと思います。
芹沢光治良記念文化財団が主催して、 11月21日にサロンマグノリアで「岡玲子様偲
ぶ会」が行われました。午前と午後に分けて行われ、総勢60名が参列したようです。代表
理事の勝呂奏氏の挨拶、朗読、ビデオ放映、思い出の言葉、岡寿里様のお礼等があり、『サ
ロン・マグノリア岡玲子文集ー』が贈られました。また、来年の2月1日に中野区立
中野東図書館が開館し、その中に「芹沢光治良特別展示室」が開設されるそうです。沼津
市芹沢光治良記念館も継続して企画展も開催されています。今後も芹沢光治良記念文化
財団を中心に、地方の友の会 ( 読書会) も芹沢文学を顕彰し愛読して行きましょう。
どうぞ、読書会へ気楽にお出掛け下さい。御無沙汰の方も奮って御参加下さい。
第153回・芹沢文学読書会
@日時: 1月16日 (日) 午前10時~12時[* 今回は特別に第3日曜日午前です]
A会場: 大分県立図書館研修室 No.5 [* 会場/平常は研修室 No.5 です]
B内容: [I]芹沢文学に関する話題や情報 10:00~10:10 am 自由に話す。
〔U〕芹沢文学読書会 10:10~11:40 11:45~12:00 am 質問会 J ♪
○テキスト随想@「作家と生活」随想A「文学志望」 *随想集『文学者の運命』
の二作品ずつを読み語る。テキストは初刊本か再録『芹沢光治良文学館12』を持参下さい。
初出『ノーベル賞文学全集』(主婦の友社発行) の月報。@昭和45年12月、A昭和46年1月
初刊本 / 『文学者の運命』昭和48年6月10日主婦の友社発行。 21~36頁。
再録/ 『芹沢光治良文学館12』 (平成9年8月10日新潮社発行) に収録。 20~27頁。
=次回は、令和 4 (2022)年3月13日(日) 午前の予定です。
庵主人
5
花か
同封資料; 追悼号への挨拶『五島茂様』芹沢光治良月刊誌<立春〉五島美代子追悼号
コ53(1978)年7月1日発行。 *歌人の五島美代子氏が亡くなられ、歌誌く立春〉の追悼号に原稿を書いて
いと依頼されて寄稿した一文です。岡本かの子と対比して回想しています。御一読下さい。
芹沢文学・大分友の会
会報 No.152
令和3(2021)年12月19日(日)
☆第152回・芹沢文学読書会の報告大分県立図書館・研修No.6
11月14日(日)に大分県立図書館の研修室 No.6 で、第152回の芹沢文学読書会が行われ
ました。変異型のオミクロン株が、全世界で大流行していて、日本でも第6波の流行が
心配されています。ウイルスへの対応を続けながら、芹沢文学読書会を継続しています。
令和3 (2021) 年度の年会費を納入してもらいました。年度の始めが遅くなりました。
今回の芹沢文学読書会の参加者は、金さんも参加して5名でしたが、熱心に行われました。テキストは新しく『文学者の運命』の二随想、「ある質問に」と「文学と天才教育」
を読み語りました。『芹沢光治良文学館12』(平成9年8月10日新潮社発行) の 11~19頁を
輪誌。「ある質問に」には幼少期の勉強や読書についての回想が書かれていて、両親が
天理教の信仰で全財産を神に捧げて故郷を去り、祖父母の元に残して行ったのを「父母に
すてられた」と傷つきました。家は貧困となり、教科書以外の本は買えず、小学校に入学
してからは家では全く勉強はしなかったとのこと。「文学と天才教育」では「中学進学の
こと」、「すばらしい親が迎えに来るという空想等が書かれていました。
次回も『文学者の運命』の随想二作を読んで行きたいと思います。御参加下さい。
○令和3(2021)年度の年会費が未納の方は納入をお願いします(振替で)。
9月から新年度になりました。未納の方の年会費の納入をお願いいたします。篤志者の
寄付により今年度の年会費も1200円に止めていますので、納入をお願いいたします。同封の
郵便振替の払込取扱票にて納入して下さい。寄付も受入れますが、無理をされないように。
芹沢文学研究会の会員の方で、芹沢文学・大分友の会にも入会いただいている方々にも会員
の継続をお願いいたします。 2年分を振込まれることも受入れます。
*どうしても退会されます方は、ハガキ等にて御一報下さい。
【芹沢文学案内 No.98】『サロン・マグノリア一岡玲子文集』
芹沢光治良記念文化財団主催の「岡玲子様偲ぶ会」が、 11月21日にサロンマグノリで行われました。この時に配布された岡玲子様の遺稿集『サロンマグノリア岡玲子文集』を紹介いたします。目次岡玲子略伝 (岡寿里) 文集「母をなつかしみつつ」「父の「うしろすがた」」「黒革のカバン」「父の思いで」「父芹沢光治良とフランス」「サロン・マグノリア」「希望を遺して逝った父」「父の肖像」「お文さんも天国へ」「父の生誕百二十年に寄せて」「皆様「ありがとうございました」」「家族が助け合った疎開生活」岡玲子著作目録(稿) 〈サロン・マグノリア岡玲子文集〉に寄せて(勝呂奏)11月21日発行。 A5判全55頁の冊子で表紙のカバー絵は田中美佐江さんのもの。
岡玲子著作目録から、未収録の多くの随筆があり、掲載誌未詳または未発表のエッセイ二作と小説二作があるようです。
『サロン・マグノリ』の表紙
読みたい方は、芹沢光治良記念文化財団に入会して、文集を申込み下さい。
[〒164-0003 東京都中野区東中野 5-8-3 URL http://serizawa-kojiro.com]
芹沢文学読書会 No156 2022年6月222日(水)
芹沢文学読書会
6月便り
新型コロナウイルスは、まだ続いていますが、共存の発想から外国からの観光客を受け入れつつあります。各国ではマスクも止めていますが、日本では買物や食事ではマスクをしています。重症者や死者が激減していますが、感染した人々の後遺症が長く続き、回復が大変のようです。ワクチンを3回していても感染するようですから、御自愛下さい。
ロシアの独裁者プーチンのウクライナ侵略が4ヶ月も続いています。ウクライナが反撃
していますが、ロシア軍による爆撃でビルや民家が破壊され、多くの人々が犠牲になっています。 21世紀に、こんなことは許されません。追詰められても、核兵器が使われることがあってはなりません。人類が滅亡することになります! 何と愚かなことか......。
芹沢文学読書会を続けたいと思います。今回は、参議院選挙が7日に行われるので、第3日曜日の7月17日に変更して行います。体調の良い方は、大分県立図書館へお出掛け下さい。芹沢文学読書会は、随想集『文学者の運命』の随想を二つずつ読み語っています。
どうぞ、マスクをして気楽にお出掛け下さい。御無沙汰の方も奮って御参加下さい。
芹沢文学読書会156回
@日時
7月17日 (日) 午前10時~12時[*今回は第3日曜日午前です〕
A会場;
大分県立図書館研修室 No.1 [*今回は特別に研修室No.1 です]
B内容: 〔T〕芹沢文学に関する話題や情報 10:00~10:10 am
〔U〕芹沢文学読書会 10:10~11:40 11:45~12:00 am 輪読 J♪』
自由に話す。
○テキスト随想@「外国語で小説が書けるか」随想A「それでも母国語で書くべきでは
なかろうか」 *随想@は結核闘病中に、フーベル夫人や作家Kに出会い、フランス語で書き始めたと。随想Aはフランス語で小説を書いた田中君のことを書き、母国語の日本文で創作することを勧めたこと。
初出『ノーベル賞文学全集』 (主婦の友社発行) の月報。昭和46年6月、月報 9
A昭和46年7月月報10
初刊本/『文学者の運命』昭和 48 (1973) 年6月10日主婦の友社発行。 69~83頁。
再録/ 『芹沢光治良文学館12』平成9(1997)年8月10日新潮社発行に収録。 45~52頁。
=次回は、9月11日 (第2日曜日) 午前の予定です。
案内通信
No. 156
2022年6月22日 (水)
(合和4年)
◎同封資料随筆『パリの学生達の生活』「パリの主婦たち」芹沢光治良雑誌くそれいゆ〉
まわり社昭和 27 (1952)年3月1日発行。 19~20頁。 * 前回の続きの随筆です。パリの家庭の主婦は服の流行を追わず、子供の育成に尽力し、大学受験では一緒に勉強をするとか・・・。[資料提供/中村輝子]
芹沢文学・大分友の会
会報 No.155
令和4年(2022)年6月22日(水)
ふじ
☆第155回芹沢文学読書会の報告於大分県立図書館・研修室No.5
第155回の芹沢文学読書会が、5月15日 (日)に大分県立図書館の研修室No.5 で行われました。新型コロナウイルスは、日本でもオミクロン株の変異があれこれと生まれ、第6波の流行が中々収束しません。マスクをして読書会は継続しています。今回は、福津の田中さんが参加してくれました。熱心な会員で、芹沢文学読書会は活発に行われました。
芹沢光治良記念文化財団や沼津芹沢文学愛好会のこと、芹沢光治良文学愛好会や芹沢文学愛読者の会のことも近況を報告しました。コロナ禍の中で、継続されています。
今回のテキストは『文学者の運命』の二随想「ポール・ヴァレリーも書くことは生きることです」でした。『芹沢光治良文学館 12』 (平成9年8月10日新潮社発行の36~44頁を輪読しました。「ポール・ヴァレリーも私の恩人であった」には、フランスのパリに留学した芹沢光治良先生は、同じ家に同居していたアカデミー会員のベルソール先生に連れられて、あるサロンで大詩人のポール・ヴァレリーに会ったことを回想します。
「書くことは生きることです」では、一高、東大、留学の頃を回想し、結核闘病で「私
にもまだ一つの可能性の芽がのこっていた」ことを自覚しました。「書くことが生きるこ
とだ」と文学をすることを決意したと回想しています。社会科学者としての道を断念して、
文学者 (作家)の道を決意したのです。もしも、闘病して完治せず、日本に帰国出来ない時
には、フランス語で書こうとも思ったりもしたのです。「国際サナトリウムでは、書くこ
とを励まし、協力してくれた多くの戦友にめぐまれた」と書いています。
次回も『文学者の運命』の随想二作を読んで行きたいと思います。御参加下さい。
【芹沢文学案内 No.101】『サロン・マグノリア岡玲子文集』
昨年の11月21日に「岡玲子様偲ぶ会」が行われました。岡寿里様も帰国され、サロン・マグノリアで挨拶朗読・映像・思い出の言葉・財団について (勝呂奏) お礼の言葉 (岡寿里) がありました。この時に記念品として『サロンマグノリア岡玲子文集』が贈られました。
内容(目次)は、岡玲子略伝、母をなつかしみつつ、父の「うしろすがた」黒革のカバン、父の思いで、父芹沢光治良とフランス、サロン・
マグノリア、希望を遺して逝った父、父の肖像、お文さんも天国へ、父の生誕百二十年に寄せて、皆様「ありがとうございました」家族が助け合った疎開生活、岡玲子著作目録(稿) <サロンマグノリア一岡玲子文集> 勝呂奏で
す。この記念文集を読むことにより、故岡玲子様を深く偲ぶことが出来ます。
この6月4日 (土) 14:00~16:00 に「岡玲子様一周忌記念朗読会 “風に鳴る碑”から“海
に鳴る碑”へ一彫刻家・向井良吉との交流にふれてー」がサロン・マグノリアで行われました。我入道海岸にある文学碑「風に鳴る碑」の建立者である彫刻家向井良吉様と芹沢光治良先生の書簡の紹介、文学碑 “風に鳴る碑” から小説 “海に鳴る碑” への変遷に関する勝呂
奏先生 (財団代表理事) の講演、山中一徳氏の朗読が行われました。登録者30名が参加しま
した。九州の大分からは参加出来ませんでしたが、遠く一周忌を祈念いたしました。