1月29日(火) 。『人間の運命』の大河ドラマ化についてのみほ氏より投稿がありました。
豊田さん、こんにちは。大河ドラマ化運動のことで気がついたことを書いてみます。
庶民が大河ドラマの主人公になったのは唯一、86年の三田佳子主演「いのち」(橋田壽賀子原作・脚本)だけで、 森次郎が採用されるとすると2番目になります。『いのち』では歴史上の人物が一人も出て来なかったようですが、その点「人間の運命」 は人物も事件も歴史満載、うまくアピールできるといいですね。放映の時期ですが、私は2012年1月?が良いと思いました。 ひとつはその年が「人間の運命」第1巻「父と子」出版から50年の節目であること(50年も読み継がれる長編小説ってすごい!)、 そして、都合のよいことに21世紀スペシャルドラマ「坂の上の雲」の最終回が2011年秋を予定されていて日露戦争のところで終わる。 「父と子」では沼津駅で出会ったロシア人捕虜の話しもでてくるので、時代がオーバーラップして観る方には流れがよいですね。 それにつけても脚本がミソですね。有名人に書いていただければよいですが、愛好会で「父と子」 の部分だけでもコンテストのようなものを催してひろく一般に募るのも面白いかも知れません。
『いのち』は、終戦時に、母を病でなくし、 医者になる決意を決めた三田佳子演じる高原美希が色々な苦闘がありながら、医者の資格を取り、村の人々の為に尽くすという内容だと思います。
『人間の運命』の主人公森次郎は、明治、大正、昭和(敗戦と戦後)と大きな時代を生きてきました。貧しい中で、 志を高く持ち、勤勉で世に裨益する人になろうと様々な困難の中で作家になります。この三つの時代をどう見るか、 大河ドラマとしてしっかりと見通してみたいですね。
みほ氏の放映時期の提案もなるほどだなあと思いました。小学生の時にロシア人に出逢い、 怖い気持ちで見ていた少年にとってそのロシア人が思いの外、優しく少年を取り扱った事は、外国の人を信用するきっかけを与えたのでしょう。 日露戦争で終わり、その時期から続くのは、おもしろいと思います。
脚本は、『いのち』では橋田壽賀子氏でしたね。脚本家で、作品の持ち味は、
いろいろに変化させられてしまいます。私が知っている脚本は、『おしん』の橋田壽賀子、教育に力を込める『金八先生』で有名な小山内美江子、
『新撰組』の三谷幸喜ぐらいですが、日本脚本家連盟の会員は2000人以上います。説得力ある映画やドラマに出逢ったら、
その脚本家に注意していきたいと思います。